イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

最悪の時に最高の感情を味わう!(感情の世界⑲)

2010-06-07 | 第八章「魂と聖霊」
 昨日は、夏のような快晴の一日で、梅雨の代表的なアジサイのイメージと少し離れていたが、近くの高幡不動尊の有名なアジサイを堪能した。流石に梅雨の前であり、まだ、咲き始めであったが、私にとって何か落ち着くアジサイをゆっくり味わえた。

 これから梅雨が始るが、アジサイのある梅雨は、子供のころから好きであり、私は今でも雨の日に散歩をしてしまう。雨と湿気の嫌な季節に、しっとりと咲く花アジサイ。

 さて、明るい感情の階段は、平安感、友好的感情、健康感、幸福感、統御感の5段階である。そして、最高の感情は統御感である。暗い感情の階段は、不安感、怒り、身体症状、ウツ、錯乱であり、統御感は反対のネガティブな感情の錯乱の兄弟である。

 統御感は、自分の生き方を悟る人のみに与えられる、思いがけないプレゼントと言われる。そして、暗い感情の最終版、錯乱とその感情の質が似ている。感情の世界は対の感情、光と影の世界なのだ。暗い感情は明るい感情にスイッチしやすい。例えば不安から平安に、怒りから友好的感情に。ちょっとした変化(状況、解釈・・・)で変わるのだ。

 時折、自分が死を臨む瞬間のことを考える。既に祖父母や父も死んでしまった。知人の中にも・・・そんなことで、段々死が身近に感じられるようになってきた。

 死にもいろいろある。戦場で無残に死ぬ。志半ばで死ぬ。・・・昔はやった言葉で、不条理ということばがあったが。本当に死は人間の理解を越えている。できれば、穏やかな死になって欲しいが。そして、私も死を臨む時、きっと程度の差はあれ錯乱するのではと思う。その時に、この恵みの統御感が訪れたらと願う。悔いのない人生の到達点はそこにあるべきだとも思う。

 そのために、一日を大切にし、このシリーズでお話したアイデンティティの統合、健全な防衛機制、そして健全な現実吟味力の三つのエンジンで進んでいきたい。毎日寝る時に、感謝の中で眠れるようにすることも練習。


(このシリーズは「生き甲斐の心理学」(5章6章を参考にしています。U先生ありがとうございます。)


感情の世界⑲(見えないものを観る、聞こえないものを聴く 20/60)

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