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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

心の傷はどこについているのだろう・・・(自分を整理してみる 5/10)

2019-04-11 | 第二章「五感と体感」

 私の顔には二つ傷跡があるが、どちらも小学校のころのものだ。年をとってくると皺も増えてに目立たなくなるが、やはり傷は傷である。ところで、身体の傷はそんなことでビジブルなのであるが、こころの傷といわれているのはどうなのだろう。

 U先生の生き甲斐の心理学を学ぶ中で、普通では話題にもならないが、教えてもらってなるほどと思い、また解決策のヒントにも共感したものだ。

 心の傷は、よく日常の中でも語られることであるが、決して抽象的なものではない。人のありようは理論的には思考・感情・行動の3つの要素から推し量られるように思う。このうち心の傷は思考や行動に跡を残すことはないようだ。やはり生身の感情になるようだ。感情は理想と現実のギャップといわれるものの、やはり五感・体感と密接に関係するようだ。そして、心の傷はどうも五感に傷を残すと考えるのが一番良いように思う。ある状況でいつも何かへんになると言うとき、五感を意識すると意外なところにこころの傷を発見する。傷を認識することは大きな意味がある。予防という意味もあるし、それを癒やすということもあるかもしれない。

 こころの傷は身体の傷と同じように簡単に消えない。ただ、五感に意識的に癒やしを求めることで回復するようだ。美味しい料理をたべたり、美しい庭園でバラの香りを嗅いだり、爽やかな森の匂いをかいだり・・いろいろあると思うがとても大事な事だと思う。

自分を整理してみる 5/10

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