
昨晩放送大学のチャネルを深夜見ていたら、新しい放送大学の講座の紹介をしていて、たまたま宇宙の進化(Evolution)の解説をしていた。進化というと、ダーウィン等生物の進化を思い出すが、本来はEvolutionの訳であり、宇宙の進化なども含む概念だとのこと。
ちょうど、人格形成理論や日本の歴史のことを考えていたので、なるほど、これらもEvolutionの一種なのかと感動したりした。
話は変わるが、自己実現の要素の中に、自分を大切にする(利己主義ではない)ことがある。自分といっても、身体だけでなく、自分の生育史(臨床心理学の領域)や、魂(宗教・哲学)の領域まで含むものなので、自分にどこか関わる歴史(広い意味での)も当然大事に考えなければならない。
自分の生育史(産まれ落ちてから今までの様々な出来事)も勿論大切だが、それは周りの環境や歴史と深くかかわっているので、父母をはじめとする祖先の歴史、日本や世界の歴史、さらに現世人類(ホモサピエンス)の歴史、霊長類の歴史、哺乳類の歴史、動物の歴史、生命の歴史、地球の歴史、太陽の歴史、銀河系の歴史、宇宙の歴史といったように様々なレベルの歴史が深くかかわっていることに気付く。
さて、最近幸運だなと思うことで、現在、科学の進歩が凄いことがある。DNAの知識や脳科学の知識、さらにコンピュータの発達に伴い、今までよく分らなかったことが急速に判るようになり、従来の常識なども随分変わっている。しかも、その情報が手軽に入手できるのだ。
自分に関わるEvolutionを肯定的にとらえつつ学んで生きたいと思う。それで、随分自分も変わってきた、これからも学ぶことで、何か良いことがあるように思う。
歴史を振り返る 1/10