イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅に出ようか・・・人生の曲がり角!(旅 1/10)

2011-08-01 | 第二章「五感と体感」

 8月になった。いつも、この季節になると亡父の実家がある広島方面に行く。この習慣は、それこそ物心もつかない2歳ころからであり、特別なことがない限り、50年以上繰り返している。

 多感な小学校〜大学生にかけても行った。そのころは祖父母がいて、ちょうど8月は経営していた葡萄園のぶどうの出荷時期でもあり、親戚の従兄弟たちが働き手として集合していた。そこでの様々な語らいや労働、釣りや海水浴は楽しい思い出である。

 中でも、思い出深い旅はやはり大学1-2年のころだった。青年期は混沌としている。カオスの中で、自然に恵まれた(瀬戸内海沿岸であり、ちょっとした小旅行に行く場所も沢山)いなかで暮らすことは、東京では味わえない五感や体感を味わえ元気をもらった。今思うと、明らかに青春の危機の脱出口であった。

 ぶどう畑を自転車で横切れば、セミが痛いほど沢山ぶつかるし、ちょっとした労働のあとで食べる氷いちごは頬が凍るように冷たく美味しかった。五右衛門風呂に入ったり、まきを割ったり、東京ではできないことも沢山した。

 こうした、のんびりと過ごす夏に等価変換創造理論の市川亀久彌先生の話をいとこから聴いて熱中したり、地理や歴史の好きないとこから楽しい話を聴いたり、時には山陰まで小旅行をしたりも。今の自分のアイデンティティに繋がることも沢山経験した(そのころは、想像もしなかったが)。

 人生いろいろである。だいたい、黙っていてもなにかにぶつかり挫折するもの(大なり小なり)である。生活の中にハリがなくなり、貧しい感情生活を送ったりもする。

 そんなときは、旅に出よう。そうでなくても旅に出よう(今回のように)。旅で五感と体感で新しい経験するなかで、大切な変化がはじまる。

 行動は目的志向性が強いものである。しかし、旅の醍醐味は狭い自分の思考を超えて、不思議な体験と遭遇することだと思う。

 旅 1/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ  <・・クリック応援いつも感謝しています!



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。