4月2日(月) 晴れ 風は冷たい 昼からは 温かくボンヤリした春
先週末の薪割りと積み上げ作業で悲鳴を上げていた足・腰・腕の痛みはだいぶ治まった。今日は新たに薪材をりんご園から運び出す予定がある。
早朝から起き出して、昨日の区の会議の記録や事業計画の案など、話合った内容を表にまとめていると、区長のSさんの車が坂を登ってきた。時計を見ると7時30分、田舎の朝は早いと云うが、彼は仕事に行く前だといいながら、区に関係する集落の役員一覧表を届けてくれた。「コレ 好きなように書き換えて良いから ・ ・ ・ 」と云いながら来た道を車で降りた。俺的に見るとこの先、二年間続く区の役は全てがアナログになりそうだ。紙一枚メールに添付してくれれば簡単なのだが、そうは行かない世界が現実にある。区長、会計のお二方とは、密に連絡を取りながらの作業、先が思いやられるなど云ってはいけない。
いつもより早めに朝飯を終えて、片付けはMに任せ俺は準備していた軽トラで出かけた。Kりんご園の剪定枝と数本は倒した林檎の樹を貰いにいく。何時もの畑は見晴らしがよく、東北東には浅間山、北には菅平・根子岳、南には逆光のためもあるが、薄ぼんやりの蓼科山と見晴らしはよい。キレイに切り落としてくれてある薪材を軽トラに積み込むだけ、チェンソーを使うことなく1回目の運びだしを終えた。
二往復して庭に積み上げたところで昼飯となった。カンタン昼飯だと云いながらMが運んできてくれたのは、アサリの玄米リゾット。玄米には古代米の赤米と黒米が入っている。一見したところ赤飯のように赤いのだが、今日はミルクを濃くしてあるので黒く見える。“アサリのリゾット”と云うそうだ ・ ・ ・ お洒落に聞こえるが、レトルトのクラムチャウダーに玄米ご飯を入れた日本的に表現すると“おじや”になる。ブロッコリーが浮かべてあるのが趣を気に掛けていることだろう。この手の食事は写真を載せるなと云う声が聞こえて来そうなので控えることにした。
午後は二往復して全てが終わった。今年の薪の運び込みは今日で終わりになる。あとは割って乾燥させるために積み上げる作業がまっている。
今年こそ 夏前までには 薪割りを終える
それは 割った樹を炎熱の夏の陽に曝す
一夏、二夏 乾燥が進むと 木の肌も色艶がよくなる
ストーブの煙突に煤が貯まらないためにも
俺の予定 薪割りは5月末までに