田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春の低気圧 今日の風は余波だろうか

2012年04月05日 | 日記

4月5日(木)  曇り   薄く影が出来る  寒い冷たい風

太陽が重たい曇に押さえられ、辺りの曇を赤く染め上げた。結局は日の出を見ることはできず、ぼんやりした曇のまま重たい曇に遮られたままだった。

神社の木立も落葉樹が多いので、夏の景色とはことなりなにか寒々とした物がある。少し前までは、深夜になるとフクロウの声が聞こえたが、今の季節には直線的で鋭い笛を吹くようなアオゲラの声が聞こえる。夕べも強い風が吹いて戸袋の中で雨戸が揺れる音がしていた。

日の出時刻から大分経ってから蝋燭の炎のような太陽が曇を透かして見える。霧が濃いときとは違う橙色、上空の黄色っぽさからも黄砂を連想させる。二三日前のテレビでは広島か九州で黄砂が酷いと画面に映し出されていたが、今になって信州に黄砂が来たのだろうか?朝飯前の散歩にと外にでると寒いので、慌ててヤッケを着こみに戻った。薪の積んである脇を通ると上に被せてあるシートが風に飛ばされそうになっていた。積み上げた薪が崩れた様子はないし、乾燥が進んでロープがゆるんだのだろうか?日が昇るにつれて裏の山からはウグイス、キジ、アオゲラと賑やかな声が聞こえる。

午前中にトイレの修理に来てくれることになっているので、薪割りの予定を変えて家の中で待機した。10時すぎだろうか、INAXの技術者が来て診察をすると、フタを上下するモーターのギアーが割れたのが原因だと云う。昔なら「モータのシャフトからギアをはずして交換」と云うことだろうが、今ではモーター全体を代えるのだと云う。毎日使うものでもあるし、二人の生活でもモータの働きは相当の回数稼働することになる。また、フタなんぞは手で上げお降ろしすればどうってことは無いのだが、いつから人が近づくと勝手にフタが上がるようになったのだろう?15分くらいで元通りに直り、修理代は16,000円となった。電話一本で上田から山を登って来てくれる。しかも、我が家のトイレのフタが壊れるのを待っていてくれたと思うと、この値段が高いなどとは言えないだろう。

昼前にふっとAlgoたちが静かなので窓際の彼らのベッドを覗くと、なんとSalaはAlgoのベッドに入り込み、Algoはその隙間に入り込んでいる。手元にあったカメラを向けると、Algoは“うるせーなー”と云うような顔をした。

 

午後に、前期の区の役員さんが書類をもって来てくれた。これを見ると年間の事業の進め方が判ると云う。封筒の中の書類を広げてみると、9日の会議に必要なことが書いてあるが、俺にお鉢が回ってくるとは ・ ・ ・ 新たな仕事が増えた。トホホのようだ。

コメント
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