田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

麗らかな春 田舎暮らしも 開眼供養

2012年04月09日 | 日記

4月9日(月)  晴れ  スッキリした温かい朝  時どき突風が吹く春らしい 一日

夜7時から地域の区役員の会議があった。都会で云うならば町内会、自治会と云うのだろうか。俺の住まう地域は5つの集落があつまり区という組織になっている。町全体では11の区だと思うが、その中でも里の中では標高が高い。佐久市から西に見える山の更に“上の山”ということで、地区の名前も「ウヤマ」と云い、表記では『宇山』となる。

この宇山は町の里の中では春が遅い。午前中の麗らかな陽射しのなか、水仙は確実に花を開く準備をしていた。水仙にもいろいろな種類があり、ランダムに植えてしまったが、一カ所だけは福井から送られて来た越前水仙がある。背丈が短く春一番で花を見せると認識しているが ・ ・ ・ 今年こそ何処に咲くのかを書きとどめることにしよう。

夜の会議に話を戻さなければ、まとまりがつかないが、地域の組織も上を辿ると町行政に繋がる。田や畑の農事のこと、山林を守る林務、それらに付随する基本的な水があり、それには神様が鎮座している。鎮守の杜を地域で守ることは当然のことだが、それを宗教と見るか、地域の習わしと見るかで大きく立場が変わる。 

会議には集落の代表としてでた者5名が事業や予算を決めて、更に各集落からでる役員がそれを協議する立場となる。しかし、その協議のナガレのシステムが見えなかった。新人ばかりの役員に対して、協議をすうベテラン揃いで見解がわれる。過去に拘らないことと、新しく為すこと。そのことをキッパリと区切りが付けば申し分ないが、地域の常識、田舎の常識と云うことを踏まえて、全てを開けっぴろげて提案事項は承認された。

山裾の春は遅い

何事も経験が大切と心している

端っから完璧にと 見栄でもなく性分が為せる技

胸襟を開いて話すことが先に進む

俺の田舎暮らし 木偶の坊にも開眼供養としたい 

コメント (2)
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