物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

老々介護

2005-08-09 16:49:49 | 健康・病気
妻の父がこの3日ほど滞在した。なにせ立って歩けないのでトイレに行くときは必ずお呼びがかかる。それもトイレに行っても必ずしも用が足せるわけではないから、なかなか面倒である。それを本人も承知しているから恐縮しているが、這ってでも自分でトイレに行くというほどの気概はない。また、たぶん足が腫れているから這ってトイレに行くこともできないのだろう。

これはもし自分ならどうするだろうと思うと少し憂鬱になることである。もし這ってでもいけるなら、自分で用を足そうとするとは思うが、しかし、なにせ25年後の自分のことは想像がつかない。その歳まで自分がもし生きていたら、どうするだろうと思う。

退職してから感じるところだが、どうも健康には自信がなくなった。自分自身は90歳を超えてまでは生きないだろうと思う。私の母が74歳で亡くなったから、私もその程度しか生きないだろうと思っている。もし、90歳くらいまで生きたとしたら、どのように生きるか。できるだけ人と交わり、体を動かすようにしてできるだけ足の筋肉が老化しないように心がけ、迷惑を子どもや他人にかけないようにしたい。

それと何歳になっても創造的に生きたい。創造的に生きられなくなったらどうするか。それでもできるかぎり創造的に生きる方策を求めるつもりである。もし、ひどい病気になったら無益に延命措置をすることはすまい。
そんなことを考えさせられたここ数日であった。