10日ほどブログを書くことができなかった。
しばらく東京に出かけていたためである。
その間に10月1日に自著『四元数の発見』を発行してくれた出版社の海鳴社を訪ねることができた。社長兼編集主幹の辻 信行さんに会ってきた。本はそこそこ売れているという。
辻さんはなかなかノーブルな感じの素敵な方であった。大学では物理を学んだ方だということを初めて知った。それに奥様と思われる女性はなかなか明朗闊達の方であった。
私の編纂、執筆した『ドイツ語圏とその文化』1巻3号のフライブルクの記事を奥様が興味深く読んだと話してくれた。
そういうこともあっていつもは寡黙な私も少しおしゃべりが過ぎたようである。でも海鳴社は出版社として場所的にはいいところにある。
奥様と二人で経営をなさっているのであろうが、出版文化を支える重要な人物のお一人であると思った。辻さんは最近の日本人(または日本生まれのアメリカ人)のノーベル賞受賞者が輩出していることは日本の出版文化が大きく寄与しているとどなたかが言われていたと話してくれた。
これはまことにうなずける話である。だが、それもいつまでもは続かないだろうと悲観的であられた。私もほとんど同意見である。もっともそのようなみじめな時代を老齢の私が生きて見ることはないだろうが。
本が売れない時代なのだという。みんなインターネットで勉強するのであろうか。
しばらく東京に出かけていたためである。
その間に10月1日に自著『四元数の発見』を発行してくれた出版社の海鳴社を訪ねることができた。社長兼編集主幹の辻 信行さんに会ってきた。本はそこそこ売れているという。
辻さんはなかなかノーブルな感じの素敵な方であった。大学では物理を学んだ方だということを初めて知った。それに奥様と思われる女性はなかなか明朗闊達の方であった。
私の編纂、執筆した『ドイツ語圏とその文化』1巻3号のフライブルクの記事を奥様が興味深く読んだと話してくれた。
そういうこともあっていつもは寡黙な私も少しおしゃべりが過ぎたようである。でも海鳴社は出版社として場所的にはいいところにある。
奥様と二人で経営をなさっているのであろうが、出版文化を支える重要な人物のお一人であると思った。辻さんは最近の日本人(または日本生まれのアメリカ人)のノーベル賞受賞者が輩出していることは日本の出版文化が大きく寄与しているとどなたかが言われていたと話してくれた。
これはまことにうなずける話である。だが、それもいつまでもは続かないだろうと悲観的であられた。私もほとんど同意見である。もっともそのようなみじめな時代を老齢の私が生きて見ることはないだろうが。
本が売れない時代なのだという。みんなインターネットで勉強するのであろうか。