エノキ(榎)の葉の表や裏に、たくさんの虫コブ(虫えい)発見。
これは、エノキトガリタマバエの虫コブ。
エノキトガリタマバエは、エノキの新葉が展開する時期に
合わせて羽化し、エノキの葉に散乱する。
産卵の刺激をうけたエノキの葉の組織は、幼虫を包み込むように
肥大し、幼虫はその中で安全な住居と餌とを保障されて育つ。
間もなくこの虫コブは落下し、その中でサナギとなった
エノキトガリタマバエは次ぎの年の春まで休眠する。
虫コブの名前の付けかたにはルールがある。
植物名+虫コブの出来る場所+虫コブの形+フシ なので
榎+葉+尖り玉+付子 ⇒ エノキハトガリタマフシ となる
2013年5月8日
参考サイト 植物雑学辞典
エノキはニレ科エノキ属