アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

エノキハトガリタマフシ(榎葉尖り玉付子)

2013-05-11 | コンブクロ池の動植物

エノキ(榎)の葉の表や裏に、たくさんの虫コブ(虫えい)発見。
これは、エノキトガリタマバエの虫コブ。
エノキトガリタマバエは、エノキの新葉が展開する時期に
合わせて羽化し、エノキの葉に散乱する。
産卵の刺激をうけたエノキの葉の組織は、幼虫を包み込むように
肥大し、幼虫はその中で安全な住居と餌とを保障されて育つ。
間もなくこの虫コブは落下し、その中でサナギとなった
エノキトガリタマバエは次ぎの年の春まで休眠する。
虫コブの名前の付けかたにはルールがある。
植物名+虫コブの出来る場所+虫コブの形+フシ なので
尖り玉付子 ⇒ エノキハトガリタマフシ となる

2013年5月8日







参考サイト 植物雑学辞典

エノキはニレ科エノキ属