桜草はサクラソウ科の多年草ですが、湿性地や原野での自生地は激減しました。
江戸時代に品種改良が進められた古典園芸植物として、多くの園芸品種が作られ
ました。
「漁火」(いさりび)という品種も、江戸時代に作られた名品の1つです。
上が4月14日、下が16日です。 かがり弁の抱え咲きです。
花弁の表は淡桃色で底白、裏面は少し濃い桃色となっています。下は19日、
以下は4月23日に撮りました。 花がすべて開くと重そうです。
花弁は平らではなく、波打ってきます。
大きな花が、妖艶さを醸し出しているようです。
鉢植えボタンで、白花系の「明皇宝」(メイコウホウ)です。
( ミョウコウノタカラという品種と同じかどうか?)
開花2日目の5月3日、花の中心部がほんのり淡紅に染まります。
振り返って、4月中旬の蕾です。 葉・茎・蕾すべて赤色です。
5月2日、開き始めました。
初日は少し小ぶりですが、その後も花弁を伸ばし広げて、
開花して5日目の5月6日の花姿です。
大輪で、清楚な花は、この2日後に散り終えました。