鉢植えのボタン、黄花系の「黄冠」(おうかん)です。
アメリカの「ハイヌーン」(黄)と「新扶桑」(白)との交配によって、
島根で作出されました。
日本で初めての黄花の大輪ボタンです。
今年1輪だけ咲いたこの花は、大輪とは言えないサイズでしたが、
親のハイヌーンは今年咲きませんが、横向きに咲くのに対して、
黄冠は上を向いて咲く受け咲きです。
夕方には花弁を閉じて、翌朝また開きます。
下は開花3日目の花です。 その後2日間咲いて散りました。
株が充実すれば、豪華な鉢植えになるでしょうが、今年花を着けなかった鉢が
3鉢もあったので、・・・・・・・。
キンポウゲ科のオダマキ(苧環)です。花の形が機織りに使われた糸巻きに似る
ことから名付けられたそうです。
「ミヤマオダマキ」は草丈の低い高地性のオダマキで、40年以上も前の数年間、
北アルプスを縦走する登山に参加し、初めて見た高山植物の美しさに触れたことが、
現在につながる私の植物趣味となっています。
青紫色が基本種です。 株の寿命が長くはないので、種を飛ばして、いろんな鉢や
庭で咲いています。
写真はユリの鉢を占拠しています。 花と葉の色形、バランスがいいですね。
ミヤマオダマキの白花種です。
外側上部の花弁のようなものはガクで、花弁はその下で筒状になっています。
花弁の基部からツノ状の突起が伸び、距と呼ばれます。
桃色種ですが、長年世代交代を繰り返してきたので、
草体は小さいのですが、花形は自然交雑して、西洋系が入った感じです。