庭植えのツツジの中で、最初に咲いたのが「ドウダンツツジ」でした。
4月中~下旬、小さな白いつぼ型の花を吊り下げます。
並行して、黄緑色の新葉も展開して、庭の自宅東側の春を先導します。
和室から見たドウダンツツジ、庭では古木で 幹枝が1本枯れたのですが、
今年も頑張って、たくさんの花を着けました。
白い花は強い日差しに弱く、美しい 状態はそう長くはありません。
それでも、春陽を浴びて煌めく小さな壺の造形に感心します。
4月下旬、
背後の色物ツツジが 1輪2輪と開き始めました。 庭がツツジで彩られます。
秋の庭の紅葉も、このドウダンツツジが先導します。
キンポウゲ科の「八重咲きイチリンソウ」は、ヨーロッパ原産の洋種山草です。
日本のイチリンソウは大輪ですが、今年は葉だけとなりました。
本種は強健で、よく花を着けて栽培が容易です。 4月下旬の撮影です。
花の中央部に、雄しべが花弁化して集まっています。
栄養不良だと中央の花弁群は小さくなり、
充実した株は、中央が盛り上がって咲いています。
元は鉢植えでしたが、すぐに鉢が満杯になるので庭植えにしました。
ラカンマキや、キンモクセイの樹下でも咲いていますが、一番繁茂している
この場所は、自宅西側のユキヤナギの下で、午後にしばらく日が当たります。
脇に置いてあるプラ容器には、10号鉢植えの水芭蕉が、花が咲かなくなってから
植え替えもせず20年も株を維持しています。
自宅の改築後11年間、夏も冬もこの場所から動かしません。
花も咲かず、枯れもせず、一見元気よさそう?、ふしぎ発見です!