Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

カザグルマ と テッセン

2016-07-05 | 山野草

キンポウゲ科のつる性多年草で、園芸草花クレマチスの交配親として利用された、
原種の2種です。

カザグルマ」(風車)は、本州・四国・九州北部の林縁に自生するそうです。 
 

 
兵庫県三田に自生する原種の実生苗を入手し、鉢で育て、
5月上旬、2輪だけ開花しました。 
 

 
花弁に見えるガクは8枚で白色、メシベの周りにたくさんのオシベが取り囲みます。 
 

 
花後の若い種子も、風車のようです、
 
 
 
近縁種の「テッセン」(鉄線)は、中国原産です。 
 

 
ガクは白色で6枚でした。  ツルは細く針金のようです。 
 

 
花色は、始めは緑色で、 
 

 
雄シベが花弁化していて、種子が着かないようです。 
 

 
このテッセンから、クレマチスの「白万重」が生まれました
  

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ヤマアジサイ(2)~清澄沢 と 深山八重紫

2016-07-05 | 花木

池周りに植えこんだ3種のヤマアジサイの内、2種です。
  
清澄沢」は、千葉県の清澄山で発見されました。 
 

 
6月上旬の咲き始め、装飾花が、白地にピンクの縁取り(糸覆輪)です。 
 

 

 
6月中旬、中心花が咲きだすころには、装飾花弁が全体に淡紅色に変わってきました。 
 

 

 
7月初め、中心花も終わりを迎え、装飾花が反転してきました。 
 

 
直立性で、樹高が130cm程 の高性種です。
 

 
次の「深山八重紫」は、池周りでも他の樹木の陰なって、生育が妨げられて来ま
した。 樹高が30cmほどしかなく、3輪だけの開花でした。 
 

 
わずかに注ぎ込む朝陽を受け、装飾花が濃い紫の八重咲きは存在感があります。 
 

 
7月初め、中心の両性花が咲き、装飾花が変色してきました。
横向きから下向きに垂れ下がって、花が終わろうとしています。 
 

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