Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ウチョウランの仲間(1)~自生種と白花種

2016-07-19 | 山野草

ウチョウランは、地下に小さな球根を持った、小型地生ランです。
本州・四国・九州の低山の湿った岩場に自生し、地域変異が多いのが特色です。
草丈5~10数cm程で、細い葉を数枚つけ、茎の頂部に花をまとめて咲かせます。
 
2、5号鉢植えのウチョウランは、どこの産地かは不明ですが、30数年前から我が家で
維持されてきた自生種です。 
 

 
普通の花色は紅紫色で、唇弁に濃色の斑紋と距があります。 
 

 
この個体は、花弁が少し波打っています。 
 

 
下から順に開花していくので、6月中旬から7月上旬まで長く咲きました。 
 

 
近年は交配育種によって、園芸化された豪華で丈夫な品種が多く出回るようになり、
自生地は激減して、絶滅危惧種となっているので、この1鉢は何とか維持したいです。

次は、3号鉢植えの白花ウチョウランです。 
 

 
元気よく増殖しています。 
 

 
純白の花弁で、斑紋もありません。 
 

 

 
6月下旬から咲き始めて、一部は現在も開花中ですが、多くは花を終えました。 
 

コメント
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