木イチゴ（１）～ラズベリー

木イチゴはバラ科の落葉低木で、日本各地に自生があり、子供のころ、田畑の近くの
路傍で摘んで食べた思い出があります。
「ラズベリー」はヨーロッパと北米に原種が分布し、イギリスで栽培・改良され、
ジャムや洋菓子に使われています。
　
地下茎により移動増殖するので、自宅周辺や菜園に入り込んだラズベリーはほとんど
処分し、引き抜いた根茎の一部を空き地に移植しました。　雑草の中での収穫です。

５月に咲いた花です。白い小さな花弁があまり開かず、全く目立ちません。
　

　
花後はすぐに実が着いて、緑から黄色に変わり、肥大していきます。　
　

　
６月上旬から赤く熟した果実が出始め、収穫ができます。　
　

　
熟果のアップです。　
　

　
６月中旬、熟した実だけを採って冷凍して置き、まとめてジャムに加工します。　
　

　
トゲがあるのですが、熟した果実は手で触れるとポロリと採れるので、気になりません。　
　

　
６月下旬、ほぼ全ての実が熟して、今シーズンの収穫を終えました。　
　

　
本種はに二季成り性です。今回結実した枝は冬に枯れますが、実を着けなかった新枝
サッカーには秋に実が着き、翌年春にも結実します。