実桃の「武井白鳳」は、酸味が少なく甘い味の早生品種です。
YD苗(矮性台木を使った接ぎ木苗)なので、小型の若木ですが、たくさんの実生りが
あり、すべて背の低い私の手の届く範囲です。
晩秋の雪囲いの時、横に伸びた枝が板囲いの中に入らず、業者がバッサリ切り捨てたので
今年の収穫はあまり期待していなかったのですが、以外にも大収穫でした。
4月上中旬に咲いた花も、桃色の美しいものでした。
花後の緑果を摘果後、実が大きく成長し、6月上旬には下のような実生りになりました。
6月下旬、緑から黄色に、そして紅が差し始めました。
その果実のアップです。
6月30日、収穫間近の実生り姿です。
7月初めの 果実です。
次は収穫前日の果実、実の外観が美しいというのが「武井白鳳」の特徴でもあるので、
袋掛けをせずに見守ってきました。
隣に植えてあるプラムは、毎日ヒヨドリと競争しての収穫でしたが、桃は毛を密生
させた外皮で守られ、害鳥害虫の被害が全くありませんでした。
7月4日、12個を収穫しました。大きくておいしそうな果実を 選んで、大阪の孫の
ところへ送りました。
小学1年生になった孫娘から写真入りの礼状が届き、栽培と収穫の喜びが倍増しました。
樹に残した果実も自然落果するようなので、採って毎日プラムと一緒に食べました。
自然の恵みに感謝!感謝!