Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭のヤマボウシ(1)~「サトミ」

2020-07-06 | 花木

ヤマボウシ」(山法師)はミズキ科の落葉高木で、
本州~九州で山地の谷筋などに自生します。
 
基本種は白花ですが、実生選別で生まれた
異なる紅花種を2本(サトミと紅富士)植えました。
 
サトミ」は、花径6cm余りで、丸弁です。
 

 
 
5月上旬、開花し始めました。
集合花を包んでいた総苞片が開き、花弁に見えます。 
 

 

 
初め緑を帯びていた総苞片が、全開するとピンクに変わります。
中心にある球状の集合体が花ですが、まだ開きません。
 
 
 
5月中~下旬、花数の少ない品種ですが、
今年は例年よりも多くなってきました。
 
 

 
 
 

 
小さな花が1個開き、次々と開花します。 
 

 

 
6月上旬、花が全開してきました。 淡黄緑色の4弁花です。 
 

 
花が満開の頃、枝先の葉が早くも紅葉? 
 

 

 

 
南側の歩道から、ブロック塀越しに見ます。
右手前が「紅富士」で、左奥が「サトミ」で、
樹高はともに3mを越えます。
 
 

 
現在は苞片が散り、集合果も、雨風で落果しています。
「サトミ」は夏には紅葉してきます。
 


 

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食虫植物サラセニアの花(3)~「プルプレア」

2020-07-06 | 食虫植物

サラセニアの「プルプレア」(和名ムラサキヘイシソウ)です。
生きたミズゴケ植えで、増殖して大鉢植えとなり、
今年は花の数が多くなりました。(6月初めに撮影)
 

 
株元から、先に丸い蕾を着けた花茎を30~50cm程伸ばし、 
 

 
伸びきると、横~下向きに花を咲かせます。 
 

 
上に5枚のガク、雌しべの柱頭の間から5枚の花弁が伸び出して、
垂れ下がります。 雄しべは中にあるので見えません。 
 

 

 
花茎は長く伸ばしますが、
短い筒状の葉は、ロゼット状に展開し、草丈は15㎝位です。
画像で見える葉の多くが前年葉で、雪下越冬で傷んでいますが、
筒の中には水が溜り、補虫器となります。  
 

 
6月下旬の花、花弁と雄しべが落ちて、
ガクと、先が傘状に反り返った雌しべが残り、
子房が膨らんで種子が作られます。 
 

 
新葉が成長すると、前年の葉が枯れて交代します。
筒の先に褐色~赤紫色の葉脈が網目状に入ります。

 


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