「えんどう豆」は、マメ科の1,2年草で、
原産地は地中海性気候の西アジアです。
秋蒔きで、春収穫が基本ですが、
雪国なので、春にHCでポット苗を買って植え、初夏に収穫です。
4月下旬、庭の南西に菜園コーナーを設け、
毎年、最初に作る畝がえんどう豆用です。
鍬で掘り起こし、コンポスト容器で作った自家製堆肥を投入。
4月23日、元肥を入れた畝に、ポット苗を植え付けました。
キヌサヤエンドウ1株と、スナップエンドウ2株です。
(右の2株は空豆、隣に耕した畝はウリ用の畝です。)
5月末に収穫した豆、左がキヌサヤ、右がスナップです。
キヌサヤエンドウは未熟の莢を食用にしますが、
今年の苗は不調で、赤花の写真も撮らない内に終わってしまい、
豆と莢の両方が利用できるスナップエンドウが、
順調に収穫出来ました。
6月上旬のスナップエンドウの実成りです。
花は白花です。
6月の収穫例、
6月下旬には、そら豆、ピーマン、シシトウ、キュウリなどが
同時に収穫できるようになり、
7月6日がスナップエンドウ収穫の最後でした。
時々雨が当たる本日、
えんどう豆の支柱はそのまま朝顔が使っています。
「ブラックナイト」という西洋朝顔ですが、
自然実生で芽生えたものを一部残したものです。
丈夫過ぎる朝顔なので、お勧めはできませんが、・・・・
「フウラン」(風蘭)は日本原産で、
樹木に根を張って育つ着生ランで、基本種は白花です。
江戸時代より栽培された古典園芸植物でもあり、
葉、花形、花色のほか根まで観賞の対象とし、
「富貴蘭」(フウキラン)と呼ばれています。
3号鉢にミズゴケで高植えした、鉢植えを数種持っていますが、
今年開花したの1鉢だけでした。
「紅雀」(ベニスズメ)は、桃色花を咲かせます。
長い距(キョ)を下げるのはフウランの特徴です。
1本の花茎を伸ばし、3個の蕾を着けました。
7月上旬、最初の1輪が開きました。
その2日後、3輪が揃って開花です。
この品種は色花が主ですが、
様々な斑入りの葉や、青根、赤根など根も観賞対象です。
花弁が後方へ反り返る特徴があり、甘い香りがあります。
7月中旬です。
花を上から見ると、
7月下旬に入って花が終わり、
定位置の、北側軒下の山草棚に帰りました。
冬は無加温の納屋で越冬しています。