庭を作り変えて、菜園コーナーを設けた時、
最初に植え付けたのがアスパラガス(地中海東部原産)でした。
以前のアスパラ畝で、
後に追加して植えた紫アスパラは今年も収穫出来ました。
5月の様子です。
普通のアスパラは13年経て寿命が来て、
別の畝に新たに苗を植え、昨年から一部を収穫し始めました。
10年間は植えっ放しで収穫できる予定です。
4月末、5株の新芽の伸び姿です。
収穫するには細すぎる苗ばかりで、
収穫できる株は1株だけのようです。
株元から切り取ると、
また次の芽が出てきて6月上旬まで収穫出来ました。
6月上旬のある日、
ナス・ピーマンの初収穫と一緒に、アスパラも、
現在のアスパラ畝です。
栄養を蓄えて来年に期待しています。
雌雄異株なので、雌株には実が生っています。
緑実が色付いてきて、この後もっと赤くなります。
花は今年撮らなかったので過去画像で、
株に力がつけば夏にも収穫できます。
家庭菜園の採りたてアスパラは、甘い味わいがあります。
「ハナイカダ」(花筏)は、ハナイカダ科の落葉低木です。
北海道南部以南の森林に自生し、
雌雄異株で、株立ち状となり、年数経ても幹が太くはなりません。
春に葉の中央に花を着け、雌木は夏に黒い実を着けます。
名の由来は、花や実を「筏に人が乗った姿」に見立てたもの。
緑葉に黒い果実は目立ちますが、
緑の小花は、注意してないと見落としてしまいます。
雌木に咲く雌花から、
4月初め、枝先に新葉が展開するとき、
葉の中央には既に蕾が着いています。
雌花は普通1個ずつ、2個着く場合もあります。
4月半ば、葉を広げてきました。
5月上旬、淡い緑色の花、開花しました。
花弁は3~4枚、花径5mm位で、雄しべはありません。
葉柄が葉脈と合着し、主脈が太くなっています。
葉を筏とみて、葉上の小さな花が、船頭さんに見えますか。
次に雄木に咲く雄花を見ます。
4月初め、雄花は数個ずつ咲かせます。
4月半ば、
5月上旬、花の大きさは雌花と同様で、雄しべが3~4本、
雌しべは無く、たくさんの花粉を散らして枯れ落ちます。
雄木と雌木の苗を入手して、1つの鉢に植えて育て、
池の北側で、黒松と枝垂れモミジの樹下に植えました。
樹高は80cm程です。(自生地は湿気のある日陰が多い)