一般的な庭植えのアジサイ(紫陽花)として、
球状の手まり咲きアジサイ(西洋アジサイ)と、
日本原産のガクアジサイがあります。
「隅田の花火」を2か所に植えていますが、
野生種の変種として、ガクが変形した装飾花が八重咲で、
花の柄が長く、花火のように四方に広がります。
玄関前通路の南側、ラカンマキの樹下で庭石の脇に植えた樹、
6月中旬の開花です。
装飾花は、青味を帯びた白色の八重咲です。
6月末、淡青色の小さな両性花も開花です。
7月中旬、中心部の両性花が咲き揃った頃には、
装飾花が垂れ下がり、降雨続きで枝先が倒れてきました。
一昨日、来年の花芽形成のため、枝先を剪定しました。
両性花は、一部結実してました。
もう1ヶ所、挿し木で殖やした苗木を、池の東側の岩陰に植えました。
6月中旬、ガクが変化した装飾花が開花です。
6月下旬、両性花も開いてきました。
6月末の花姿です。
ウチョウラン の「長舌花」は、唇弁が長大化した花で、
交配育種による園芸化が進んだ結果、生まれました。
2.5号の小鉢植えですが、野生種より丈夫で、
小さな草体に大きな花を咲かせました。
1鉢は、白地に濃い紅紫の斑紋が鮮やかな長舌花で、
6月下旬から7月上旬に咲きました。
花の後方に突き出た「距」も、太く長い。 草丈は数cmです。
もう1鉢は、6月下旬に咲き出し、7月中旬まで咲いていました。
6月下旬の花、唇弁を大きく広げて、
白い縁取りを残して、紅紫色の斑紋が広がります。
7月上旬の花、
中には唇弁の中央部が白いものや、
ほとんど白い花も混じっていました。