「ハナイカダ」(花筏)は、日本各地の林床や林縁に分布する
ミズキ科の落葉低木(1~2m)です。
池の北側、黒松と枝垂れモミジの間に植え、樹高70㎝程で
開花結実しています。
雌雄異株なので、雌株と雄株を入手して、一緒に植え込みました。
4月下旬から5月初めの雌株の蕾です。
長さ10cm幅5cmくらいの葉の中央に、普通は1個
葉脈の基部から花の付く場所まで、主脈が太く白っぽくなっているのは、
花茎が葉の主脈と合着しているからです。
中には2~3個の蕾が、つくこともあります。
開花した5㎜位の雌花です。淡緑色の4枚の花弁と雌しべだけです。
下は、3個着いた蕾のうち、1個が開いたばかりです。
5月中旬、受粉が済んだ雌花です。
この後は、花弁を落として、子房を膨らませて果実を稔らせます。
一方、4月下旬の雄株を見ると、
葉の中心に、蕾が数個まとまって付いています。
5月初め、開花し始めました。
雌しべは無く、雄しべが3~4個付いています。
花粉が、周りに飛散しています。
実生りは、次回に続きます。
エンドウ豆2種とソラ豆は、春最初に畝作りして、苗を植えます。
(種を秋に蒔く野菜ですが、雪国なので、更に少量なので、)
4月下旬、HCから苗を買って、植え付けました。 左下3本がソラ豆、
(今年写真を撮り忘れたので、これだけ昨年の画像です)
今年植えた「キヌサヤエンドウ」は、花がきれいな紅花種です。
花後に着く若い未熟な莢を、食用にします。
取り忘れて成熟した豆はグリーンピースとして、豆ごはんにしました。
莢がこすれ合う音が、衣(絹)ずれに似ているから→絹莢(キヌサヤ)
「スナップエンドウ」は、1970年代にアメリカから導入された
比較的新しい品種。 こちらは白花の品種です。
豆が大きく成長しても莢が柔らかく、豆と莢の両方を利用できる品種です。
お得感があって、エンドウ豆はこれが一番?
「ソラマメ」(空豆)の原産地は地中海、西南アジア、北アフリカ?
酸性土や暑さと乾燥に弱いようで、育て難いところがあります。
黒い斑紋がある白花を咲かせ、莢が空に向かって着くため→空豆
豆の重みで、莢が垂れ下がってきたら収穫です。
鮮度が命、採れたてを1粒ずつ味わうと、来年も栽培したいと、
6月中旬のある日の収穫、3種混合。
ブログアップできていない家庭菜園、2017年春から夏のまとめです。
「アスパラガス」は地中海東部が原産で、春最初に収穫できます。
2005年、改築した自宅の南側(旧住宅のあった場所の一部)に、
果樹と花木に囲まれた菜園コーナーを作り、
最初の1畝に、数本植えたのがアスパラの苗でした。
2007年から収穫を始め、放任状態で11年目の収穫です。
4月中旬、最初の若芽が成長してきました。 長い1本は収穫しました。
背後にある緑葉はニラで、初夏まで適宜に摘み取って利用しています。
4月下旬、リンゴの樹下から芝桜が菜園に伸び出してきています。
この太い若芽は店頭では見ないサイズです。
自家製堆肥の中の種子が発芽して、
収穫できるようになった空き地畑のアスパラです。
自家産のアスパラ、採れたては甘く、スーパーで買うものとは別物です。
4~6月にかけて、連日収穫できるように、
6月から若芽の一部を収穫せずに伸ばし、現在は茎葉を茂らせています。
雌雄異株で、雌株には種子が出来ます。
アスパラの花と、そのアップです。
8月上旬、丸い果実は、まだ緑色です。秋にはまた若芽を収穫できます。
下は、秋に赤熟した実(過去画像)、中に黒い種子が入っています。
実生苗も3年育てると、収穫できるようになります。
「復興祈願花火 フェニックス」は、中越地震の翌年、2,005(平成17)年に
復興祈願と、全国からの支援に感謝の意を込めて、
市民自ら資金を募って打ち上げました。
BGMは、震災直後に県内のラジオで一番リクエストが多かった曲、
平原綾香さんの「jupiter(ジュピター)」です。
長岡花火は、単に大規模・美しいというだけでなく、
戦災や震災への慰霊や復興を表し、平和への願いが込められています。
下は、地元のケーブルテレビ会社NCT の生中継を録画したもの、
再生したTV画面をコンデジで撮りました。
打ち上げ幅が、2.8kmの「フェニックス」の終盤を、
長岡駅近くの高層ビルからの撮影でしょうか。
中央の赤い通りが、長岡駅前からの大手通、その先が大手大橋(画面左側)、
私の撮影場所は、画面右端にある長岡大橋の東詰めです。
(私メモ、2,003年に右脚脛骨を癌で失い、闘病生活始まる。
2,004年自宅改築直後に中越地震被災、
2,005年潰瘍性大腸炎発症、この年にフェニックス初めて打ち上げ、
2,007年肺結核投薬治療開始、初めてフェニックス花火を見て
感動し、励まされて、以後花火写真も撮るように、)
「月下美人」(げっかびじん)はサボテン科の常緑多肉植物です。
メキシコの熱帯雨林地域の原種で、樹木の幹に根を張り、葉を下に垂れ下げます。
栽培は仲間のクジャクサボテンと同様に鉢植えし、茎葉を支柱で支えます。
寒さに弱いので、冬は納屋に取り入れますが、低温で葉が傷みました。
茎葉1枚の挿し木苗から、90㎝程の茎葉丈になりました。
春さきにも、強い陽射しに長く当てて葉を傷め、今年の花は諦めていたところ、
7月末に小さな蕾を1個発見!
8月12日、蕾を膨らませながら、真っ直ぐ下に伸ばします。
8月17日 朝、花蕾を横向きにし、一気に膨らませました。
夕方5時過ぎには、白い花弁が見え始めましたが、
玄関外で夜7時になっても、8時になっても開かないので、開花は翌日かな?
念のため9時過ぎに見に行くと、口が開き始めていました。
慌てて、鉢を居間に移し、カメラを三脚にセットして撮影開始です。
10時過ぎには、こんな感じに開花してきました。
10時40分過ぎ、少し小ぶりですが花茎17㎝程に開きました。
濃厚な香りが、部屋に充満してきます。
夜間の開花なので、小型コウモリによる媒介受粉のための香りだそうです。
夜11時になりました。
株に力があれば秋にも咲くのですが、今年は無理?
23時15分、居間での最終撮影後、屋外に出しました。
翌朝の玄関外で、花弁を閉じて垂れ下がる花、まさに一夜花でした。