(別所街道 愛知県新城市乗本 国登録有形文化財)
大正7年(1918)豊川水系宇連川支流黄柳川(つげがわ)に架設された、長さ51mのオープンスパンドレルアーチ方式の橋である。昭和2年(1927)東京に橋長32mの神田川聖橋(千代田区神田駿河台)が架橋されるまで、この方式の橋としては黄柳橋が日本一であった。平成10年(1998)県道拡幅に伴い隣に新橋が築造され現役を退いたが、文化財に指定され、保存されることとなった。(※スパンドレル…橋面とアーチ部材との間の部分)
(※オープンスパンドレルアーチ…スパンドレル部分に柱を設けるなどして空間を設けたアーチ)