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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

犬山城

2006-09-14 12:30:16 | 城郭・城下町

(愛知県犬山市 2004年9月12日)
 犬山の地へは何度となく訪れているが、犬山城へは昭和53年、平成2年に訪れている。
 犬山城の前身は、文明元年(1469)に斯波義郷家臣織田広近が築いた南麓の木下城が始まりで、天文六年(1537)五代目信康が現在の地に移築した。
 六代目信清のとき、従兄織田信長に攻められ落城。その後池田信輝、織田信房と続き織田信雄の属城となり、中川氏、池田氏、加藤氏、武田氏、土方氏、長尾氏、三輪氏と続く。
 文禄四年(1595)豊臣秀吉臣石川光吉が天守を建造した。石川氏が関ケ原戦で西軍に属したため、東軍により攻略を受ける。そして清洲城の属城となり、小笠原吉次が城主となった。
 慶長十二年(1607)には平岩親吉、元和四年(1618)からは尾張藩家老成瀬正成が入り、廃藩まで至った。
 平成16年まで成瀬家個人所有の城郭であったが、同年法人移管された。
 

1990年4月の光景
  

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コメント (2)
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