田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

おめでとう!日ハム 日本シリーズ制覇を讃えて

2006-10-26 23:52:10 | スポーツ & スポーツ観戦
 とうとう北海道日本ハムファイターズが日本プロ野球の頂点に立ちました。
 この快挙に道産子として素直に喜びたいと思います。
 テレビに映る道産子の誰もが喜んでいる姿を見ると、本当に日ハムが道民に勇気を与えてくれたんだと実感します。

 今、テレビでは恒例のビールかけが始まっています。
 森本ひちょりのコスチューム(スピードスケート選手のユニフォーム姿)が最高です。
 選手たちが無邪気に弾ける姿を見るのは、いつ見ても心楽しいものです。

 私はふだんテレビで野球を見ることはほとんどないのですが、さすがに今回の日本シリーズだけは、5試合すべてをテレビの前で観戦しました。
 そして、すっかり日ハムファンの一人になったように応援していました。

 さて、ここで私的に今回のシリーズを総括してみたいと思います。
 確かに日ハムは4勝1敗とドラゴンズを圧倒したような印象を与えます。
 しかし、詳細に試合を追ってみると、それは薄氷を踏むような1勝、1勝だったように思います。
 つまり、1プレー、1プレーが日ハムに追い風のように味方していたように思います。
 幸運もまた実力のうち、といいますから今回の日ハムは幸運も味方にしながら見事な勝利を握ったといえるのでしょう。

 私が少しだけ心配するのは、こうした幸運を味方にした戦いが来年以降も続くという保障はどこにもないということです。
 というより、来年以降はきっと今年のようにうまくはいかない可能性がけっこう高いのではないかと思うのです。
 その時に道民が今年と同じように熱狂的に声援を続けていくだろうか、という心配が少しだけあるのです。
 よく道民は、熱しやすく冷めやすいといわれます。
 
 今、日ハムを盛り上げた新庄選手がインタビューを受けています。
 彼の功績は計り知れないものがあるように思います。
しかし、彼はもう来年はいないのです。
 新庄選手が盛り上げてくれた熱気を絶やすことなく、北海道に野球文化を根付かせるために冷めずに声援を送り続けることが道民の課題なのではと思います。

 私も札幌へ転居したら、サッカーとともに、日ハムの試合にも足を運ぶようにしたいと思っています。