田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

500m美術館

2007-11-08 21:16:13 | 札幌(圏)探訪
 札幌では今月1日より1ヶ月にわたって「さっぽろアートステージ2007」というイベントが開催されています。
 その趣旨は、札幌から発信する様々なジャンルの芸術文化に気軽に参加し、親しんでもらいたいというものです。
 イベントは「舞台芸術部門」、「学生音楽部門」、「音楽部門」、「美術部門」、「アートプロモーション部門」と五つの部門に分かれて開かれています。

 先日、大通りに出る機会があり、美術部門の催しの「500m美術館」を見てきました。
 この催しは地下鉄大通駅とバスセンター駅を貫く約500mの地下コンコースの両側の壁を美術館に見立てて作品を展示したものです。
 そこには札幌を代表する11人のアーティストの作品と、その他若手アーティスト、児童生徒の作品が展示されていました。

 美術にはとんと疎い私ですから、作品について批評する資格もなければ、語ることもできません。
 私なりに気になった作品としては、黒田晃弘さんの「点字という名の絵画」と、YOMIさんの「くま natulaizer 2007」という作品でした。

 美術については語る資格のない私ですが、今回私が関心を抱いたのは札幌市が有するハード(地下コンコース)を有効活用するというソフト面の巧さということです。
 規制の概念を打破することによって、札幌市に存在する様々なハードはもっと生かされてくるんじゃないだろうか、などと考えたのですが・・・。
 そういえば、もう一ヶ月も前だったでしょうか、中島公園を訪れたときに「木立のギャラリー」と称して公園内の木々に子どもの作品を展示していた光景が思い出されます。