14日は「地球を守るシンポジウム」に続いて、ダブルヘッダーで北区役所主催の「まちづくり参加・入門講座」に参加しました。
この講座は、シニア世代に対して地域活動やボランティアに参加するためのノウハウを伝授し、シニア世代の地域デビューを応援することをねらいに開催した講座ということでした。
主催する側は25名程度の参加を想定していたようですが、開けてビックリ60~70名の参加者で溢れていました。それだけ私たちシニア世代には大きな関心事ということなのでしょう。
講座は4回連続で行なわれるのですが、今回は第1回目としてNPO法人シーズネット代表の石見太市氏の基調講演「シニア世代の地域デビュー」と、地域活動の実践家によるパネルディスカッションが行なわれました。
岩見氏のお話は大変示唆に富み、考えさせられる内容でした。
岩見氏は特に大都市(札幌)において顕在化している高齢者の万引きの増加など、高齢者の社会現象について指摘し、シニアから高齢者にかけて目立つ孤立化を危惧しています。
そうした事態を避けるためにも「地域と関わる」ことの大切さを強調します。地域と関わることによって、①人間関係を築き、②自己の存在感を感得できると説きます。
ただ、大都市(札幌)でいう地域とは、必ずしもエリアを指すものではなく、もっと広い意味で考えるべきという視点は新鮮に映りました。
また、岩見氏が主導するNPO法人シーズネットも興味深いグループのようです。
パネルディスカッションは、北区で地域活動やボランティアを実践している方々の発表でした。誰もが生き生きと語っているのが印象的でした。
さて、いろいろな講演会や講座に参加し、頭でっかちになりつつある私ですが、はたしてどこへ行くのでしょう。私も私自身に興味津々です。
次回は、市内の施設やまちづくり団体の活動を視察することになっています。
※サッカー日本代表のオシム氏が倒れたというニュースはとてもショックです。 「勝手にオシムジャパン応援ツァー」で声援を送った一人としてなんとか早期に回復してほしいと祈るばかりです。