田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 38 北区・太平・篠路コース 後編

2008-10-10 20:21:23 | 札幌ウォーク & Other Walk
 全長が約4.6キロとけっして長くはないウォーキングコースですが、見どころがたくさんあり変化を楽しみながらのウォークとなりました。

 「太平・篠路コース」(マップ)はまだ全体の1/3を進んだところですが、コースは伏籠川河畔(「ふしこがわ」と読む)の遊歩道に出ます。
 約500㍍ほど続く遊歩道はきれいに整備され、気持ちよくウォークすることができました。また、周辺は最近宅地として開放されたらしく、新築の住宅が目立つ新興住宅地でした。
        

 遊歩道から篠路ハルニレ公園を通り抜け、駅の方に向かって引き返します。途中、篠路コミュニティセンターがあり、その内部にこのあたりの産業と文化のシンボル「藍と篠路歌舞伎」ついての展示があったので、ちょっとばかり覗かせてもらいました。
        

 駅近くまで戻り、そこから方向を変えて百合が原公園を目ざします。
 こちらもまた田舎道といった風情で、住宅と畑地が混在した中を歩きます。
 途中、「篠路歌舞伎発祥の地」というところがあり、その近くに中心的指導者だった花岡義信(芸名:本名は大沼松次郎)の記念碑が自宅敷地に建てられてありました。
        

 百合が原公園が近づいた辺りに篠路烈々布(れつれっぷ)会館の敷地に「篠路烈々布開基百年碑」が建っています。
 烈々布(れつれっぷ)という名前に興味を抱き少し調べてみたのですが、語源はアイヌ語とのことですが、はっきりした定説はなく、「ハンノキの多く茂るところ」、「道で切られた川」など諸説あるらしいです。なお「烈々布」という名は会館や町内会名としては残っていても、地名として現在は使われていないとのことです。
 以前「烈々布街道」と呼ばれていた道路は「丘珠空港通」、「烈々布小学校は」は「栄小学校」と改名されたということです。なぜなのでしょう? 烈々布(れつれっぷ)・・・、インパクトのある名称だと思うのですが・・・。
        

 さてようやくゴールの百合が原公園です。この公園はユリをはじめ、バラやダリアなどの花を園内で広く栽培していて多くの市民の憩いの場となっています。
 1986年にここを会場として「さっぽろ花と緑の博覧会」が開催されたことを記念したモニュメントがあり、これを写してこのコースのゴールとしました。
        
《ウォーク実施日 ‘08/09/23》


(余話)
 明日からの三連休、私にとっては絶好の取材日です。
 天候がちょっと心配ですが、私の予定は次のとおりです。
 11日 豊平区と白石区のウォークと東区の麺店を訪問
 12日 レラ・カムイの試合運営ボランティア
 13日 清田区のウォークと三角山登山
 新しい出会いが楽しみです。