なぁ~んで年金暮らしのオヤジが3度も大通ビアガーデンに顔を出しているんだい?そういって息子あたりから訝しがられるんじゃないかと思われるのだが、今年は何故か大通ビアガーデンに顔を出す機会が多い…。
いやいやいやいや~、実に爽快なんである。
そうそうそうそう~、実に痛快なんである。
札幌の夏の風物詩の一つである大通ビアガーデンが始まって2週間が経ったが、そのうち私は3度も顔を出してしまった。
若い人ならいざ知らず、いい歳をしたオヤジが3度も顔を出してしまうのは自分自身でもどうかと思う。
それが、それぞれに必然の理由(あくまで私から見てなのだが…)があるのだが…。
(1)7月20日(日)、道東からサッカー観戦に訪れたT氏は「できれば大通ビアガーデンで乾杯したい」という。遠く道東から来た彼の希望を聞いてやらねば…。
(2)7月28日(月)、オヤジの会例会で幹事が「大通ビアガーデンで懇親会を行います」と連絡があった。幹事の意向に従わねば…。
(3)7月30日(水)、その昔一緒の仕事をした知人が二人札幌在住である。三年ぶりの再会だった。どこか希望があるかと問うと、「まだ大通ビアガーデンに行ったことがない」という。彼らの念願をきいてやらねば…。
とまあ、それぞれもっともな理由(?)をつけてはいるのだが…。
この3度の機会だが、それぞれサッポロ、アサヒ、キリンと三大メーカーを渡り歩いた。
3度ともに天候もビール日和だったこともあり、どの会場もびっしりと酔客が集まっていた。ススキノや駅前の居酒屋さんの関係者が見たら卒倒しそうなほどの盛況ぶりである。
けっして安くはないビール代、そしてフード代金である。懐具合がいつも気になるが、あの解放感は代え難い。
今年はもう繰り出す機会はおそらくないと思うが、北海道の短い夏を謳歌する酔客たちによって最後まで賑わうことだろう…。