田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 112 幸楽苑 厚別東店

2015-06-04 21:43:28 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 福島県会津を発祥の地とする中華そばの「幸楽苑」が札幌へ進出した一号店の厚別東店を訪れた。ラーメン店としては清潔な店内で、リーズナブルな価格設定で、味もけっして他に劣らずコストパフォーマンスの高い店と感じた。 

 5月29日(金)に「北海道博物館」を訪れた、と一昨日レポートしたが、博物館にはレストランスペースはあるものの、業者が入っておらず博物館で昼食を摂ることはできなかった。
 そこで国道12号線から博物館へ入るところに開店していた「幸楽苑」でラーメンを食することにした。「幸楽苑」については、以前にどなたかから「本州から進出したラーメン店だ」と聞いていたことを思い出し、どんなものかと入店を決めたのだった。

          
          ※ 私としてはあま好きになれない色遣いだが、目立ってなんぼの世界では効果的なのかな?

 店は国道12号線に面して、駐車場もゆったりしていて入りやすかった。
 派手な色遣いの外観はあまり好きになれそうにないが、内観は明るくファミレスのような感じで、清潔感もありファミリーにはうけそうな雰囲気だった。

          
          ※ 平日で、昼時を過ぎていたので少し閑散としていますが、店内はきれいでした。

 メニューを見て驚いた! 多彩なメニューが並んでいたが、私たちが普通にいう醤油とか、味噌、塩というベースのラーメンがなんと390円(外税)と表示されているのだ。税込でも421円である。
 私たちは店の内外に幟やポスターで大きく宣伝していたのに釣られて「醤油ラーメン 司」(520円外税)を注文した。
 さらに妻が「チャーハンを食べてみたい」というので、「半チャーハン」(310円外税)も併せて注文した。

          
          ※ 幸楽苑が大プッシュしている「醤油ラーメン 司」です。

 ラーメンが出てくる間にメニューを眺めていると、幸楽苑では「多加水熟成麺」を使用していると書かれていた。
 運ばれてきた「醤油ラーメン 司」はスープの色が醤油本来の色よりはかなり薄い色だった。普通の醤油ラーメンとの違いはスープの違いだろうか?(明らかな違いはチャーシューが5枚入っている点である)
 そのスープを口に入れてみると、魚介系の味が口の中に拡がった。レビューの中には化調が多用されているのではないか、という書き込みもあったが、あるいはそうなのかもという味ではあった。
 麺は細麺だったが、やや茹ですぎかな?という感じもしたが、私には受け入れられる程度の軟らかさだった。
 全体的には、価格が税込561円であればあまり贅沢は言えない。コストパフォーマンス的には他店に十分に太刀打ちできるのではないか、と私は思った。もし、リピートするなら今度は普通ラーメンを食してみようと思う。

          
          ※ スープはご覧のようにやや薄く、濁った色というのでしょうか?これが魚介系の色?

          
          ※ 麺は多加水熟成麺の細麺ということですが、やや茹で過ぎだったかな?

 チャーハンであるが、これも評価はいろいろあると思われるが、注文した妻は「このような味はどうしてできるのだろう?」と呟きながら食していた。私の家では良く妻が作ってくれるチャーハンを食することがある。それと比べると残念だが専門家の味はやはりひと味違うような気がした。

          
          ※ 半チャーハンは私的にはなかなかの味だったと思っています。

 ということで、国道12号線を走ったときには、一度訪れても良い店かもしれない。

【幸楽苑 厚別東店 データー】
札幌市厚別区厚別東5条8丁目1-10
電  話  011-809-2596
営業時間  11:00~翌2:00
定休日   無休
座  席  75席(内カウンター席19、他はテーブル席)
駐車場   有(30台くらい)
入店日   ‘15/05/29