遊びとは金のかかるものである。今回の「北根室ランチウェイ」フットパスウォークは、これまで私が楽しんできたフットパスや軽登山とは態様が異なるために、そのための装備も揃えねばならなかった…。
今日(7日)、当別町にある神居尻山登山(登山と高山植物観察会)に参加してきた。
その様子は後日レポしようと思うが、帰宅した私を見て妻が「あらっ、あまり疲れていないみたいだね」と話していた。実際、それほどの疲れは感じなかった。ゆったり登山だったせいもある。それと同時に、これまでのトレーニングの成果が少しは効果を発揮しているのかな?と内心自信をちょっと持ってみたのだが…。
ところで、昨日のレポに今回の「北根室ランチウェイ」のフットパスウォークの日程計画を記すのを忘れていた。
私自身のスケジュールを睨んだところ、5日も連続して日程を割けられるところは、6月の第4週しかないことが判明した。
実はこの期間に、田中陽希さんが「グレートトラバース日本二百名山一筆書き」で樽前山を登頂する日程と重なるのだが、おそらく樽前山では大変な喧騒状態になることが予想されるので、いろいろと考えた末に私はパスして、テレビでの応援に徹することにした。
そこで今回私は6月24日~26日の2泊3日で「北根室ランチウェイ」フットパスウォークに挑むことを決心したのだ。(その前後のことについてはまた後日に…)天候についてはまったく読めないのだが…。
さて、装備のことである。
今回の場合は、昨日レポしたようにコース上にホテルも店もないところを3日間にわたって歩くことなる。ということは、テントこそ持参しないものの、オーバーに言えば衣・食・住を全て背負っての移動となる。そのためには装備は極力軽量化を考えねばならない。
まず、寝袋である。ファミリーキャンプ用の寝袋はあるものの、とても持ち歩くには大きすぎる。登山用品店に出向き、ともかく最も小さな容量になるものを選んだ。
私の場合は冬期間のキャンプなど考えられないので、夏用寝袋で最もコンパクトになるものを選んだ。
※ 今回購入した寝袋です。夏用ですが、たたむとかなりコンパクトになります。
次に、食事のためのストーブである。
移動中に外食が見込めそうなのは、一泊目の夕食がカレーなどの軽食ができそうというくらいである。後は全て自前、しかもルート上には街もない、商店もないという状況である。そこで登山用のレトルト食品や乾麺類が主食となる。となるとストーブは必携である。
私はこれもファミリーキャンプ用のガスストーブは持っていたが、容量がかさばる。
そこで、これも登山用品店の中で最も小さなガスストーブを購入することになった。
※ 今日の登山で早速ガスストーブを試用してみました。熱効率はかなり良さそうです。
そして、寝袋の下に敷くマットである。
実は、これも以前にホームセンターから購入していたマットがあった。
寝袋を購入したときに、試験的にそのマットをフローリングの上に敷いて一夜寝てみたのだ。すると、身体が痛くて目が覚めてしまい、十分に寝ることができなかった。
登山用品店に出向き、非常にコンパクトに畳むことができるエアーマットを購入する羽目になった。
※ 迷った末に購入したエアマットです。まだ効用は試していません。
この3点だけで、比較的安価なものを選んだにもかかわらず3万5千円弱だった。それにさまざまな小物も購入したために装備代だけで4万円近くかかってしまった。
遊びとは金のかかるものである…。
※ 購入した3点をコンパクトにまとめたところです。左からガスストーブ、エアマット、寝袋の順です。
右端は大きさをイメージしていただくために並べた長さ23.5cmの中型封筒です。
さて、次回は今回の「北根室ランチウェイ」フットパスウォークの全体像についてレポートしようと思う。