ラッキーです。弱いながらも、なんとか西別岳山小屋から通ずるようです。この旅の前にドコモに機種変更したのが正解でした。
さて第9信をレポします。
ワイルドなコースなど楽しんでいたのは、今日の午前中まででした。
午後のルートはきつくて、辛くて…。
コースの途中に「モアン山」というお椀をひっくり返したような特異な形状の山があるのですが、(弟子屈町から中標津町に向かうとき、左側にある山で、山の中腹に「牛」と書いてある山なので、知っている方も多いと思います)ルートはその山の裏側を通るルートだったのですが、このルートが凄かった。
急登があったかと思うと、急な下りが現れる。中には、ロープを伝って登り、ロープを伝って降りるところも…。もうはんぱな登山よりはるかにキツいルートでした。
私の体力は一気奪われました。おまけに、カメラを崖下に落とすは、ルートを間違えてしまうは、散々でした。
それからの後半は、我慢我慢の3時間でした。
第4ステージのゴール、西別岳の山小屋に着いたのは17時20分、都合10時間行動していたことになります。その間、休んだのは、養老牛温泉でブログ投稿を兼ねて休んだ20分間だけ。お昼も遅れが気になり前日買って残っていたおにぎり(賞味期限切れ?)を立ったままで食べただけで済ませる始末。
まあ、このようなことになったのも、私の体力がないということなのですか…。
見方を変えれば、そうしたことも含めて楽しんでいるということなのかもしれません。
西別岳の山小屋はなかなか立派な建物です。そこに今日の宿泊客は私一人です。管理人もいないので純粋に一人です。電気はなく、持参したヘッドランプが頼りです。まきストーブを炊いて、一人で過ごす夜もオツなものです。
明日は、スタート直後に西別岳に登る本格的な登山です。有終の美を、と思っているのですが、外は霧雨が降っています。
雨があがることを願いながら早目に寝ることにします。では…。