このコースは洞爺湖温泉と壮瞥温泉の間に位置する「四十三山(よそみやま)」、別称「明治新山」とも称される小さな山を登りながら周囲を周回する軽登山コースだった。本来は洞爺湖を眼下に望めるコースなのだが、降雪のために眺望は効かず退屈な軽登山となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/df/60436cd26b53d43515717ab6c6c5d1e0.jpg)
この日(11月9日)、朝一番に「金毘羅山コース」を巡った私は、続いて洞爺湖温泉街の外れにある公共駐車場がスタート&ゴール地点となっている「四十三山コース」を歩くことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/2d/976796c3a4cf596cf8ef292c4f8d39fd.jpg)
※ このようにコース閉鎖の表示が出ていたのですが…。
ところが!スタート地点に立ってみると、「平成28年8月31日の台風による倒木被害のためコースを閉鎖します」と表示が出ているではないか!
「ここまで来て、それはないでしょ」という気分だった。そこで注意を促してくれている方には大変申し訳ないけれど、私自身の責任において、倒木のところまで行ってみて、そこを越えられないようであれば引き返して来ようと考え、コースに入らせてもらうことにした。スンマセン(m(._.)m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5b/a3496efe27adb0bdd935ac4c33581dee.jpg)
スタート地点直後は写真のように流路工沿いの緩い傾斜を上がっていくが、やがて流路工沿いを離れ、本格的な階段登行となる。この階段が丸い自然石を並べた階段になっていた。
この「四十三山コース」では、ある程度の斜度がついているところのほとんどに自然石が使われていた。30cm前後の丸い自然石をよく集め、そして運んだものだと感心した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9d/e83a87094d0255ed9bc3997bcd28743c.jpg)
※ 写真のような自然石を並べた階段が延々と続いていました。
斜度が緩くなったところでコース閉鎖の理由となった倒木がコースを塞いでいた。しかし、それほど酷い倒木ではなく、難なく倒木の横をすり抜けることができた。
その後のところどころで小さな倒木がコースを塞いでいるところがあったが、特に問題はないと思いながら進んでいたところ、コース最大の難関が待ち構えていた。太い倒木3~4本コースを大きく塞いでいた。倒木の横をすり抜ける隙間も見つからなかった。そこで横たわった倒木の上に乗って、そこを乗り越えた。以前、冬に豊平峡ダムを目ざした時の倒木と比べるとそれほど難しいとは思われなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/06/16ce9bd38eb54a06ede4762634ad279c.jpg)
※ 最初に現れた倒木ですが、こちらは難なく脇を通り抜けることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/35/c5590267c1c96baa3f75a72c6ea775ad.jpg)
※ こちらは大木が二重、三重に折り重なって、なかなか大変でした。
コースの道標で気付くことがあった。それは「金毘羅山コース」との共通性がなかったことだ。こちらの「四十三山コース」の道標の方が新しいと思えたのだが、現在地が表示されていないのはどうしたことか? マップの表示と、現地の道標とを見比べて現在地を確認するウォーカーが多いと思われる。そこへの配慮がほしいなぁ、という思いだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e5/ba1e29fc42bc05b1cc47f8a2bc8592b3.jpg)
※ 立派な標識なのですが、現在地を知る手がかりを得ることができませんでした。
そうするうちに四十三山の山頂に到達した。山頂には展望台が建てられていた。本来であれば展望台からは眼下に洞爺湖の眺望が広がっているはずだか、厚い雪に阻まれて何も見えなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b5/4fe2489aeb3c70ae01b6b3176c491a95.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/89/5d866d4b78799013bea8f03c0407e17e.jpg)
※ 展望台からはごらんのように何も見えませんでした。
このコースには、私が取り寄せたマップには表示されていなかった「噴気口コース」というのが併設されていた。そのため少々迷うところもあったが、なんとか正規のコースを辿ることができた。
その中で、現地の標識の案内で、近くに一つの噴気口があると知って寄ってみた。
四十三山(明治新山)が明治43年の噴火活動によって形成された山という証の一つなのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/10/d0c2648b934104a139207abfa4777fc5.jpg)
※ 噴気が出ている孔の周辺だけは緑色が鮮やかです。
四十三山からの下山コースも、階段のところには丸い自然石が並べられていたが、雪が乗って滑りやすい状態だったので慎重に下山した。
下山口のところには旧火山観測所の廃屋がたたずんでいた。
そこを過ぎると、壮瞥温泉の端に出て、国道をスタート地点まで戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4c/a6cf5c11a19ef0181b82f6d317ccff0f.jpg)
※ 下山コースもご覧のように丸い自然石が敷き詰められた階段でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f7/567305f253a00437e52d25e5a82e3caa.jpg)
※ 旧火山観測所の廃屋です。
時間としてはもう一つくらいフットパスコースをウォークする時間はあったが、二つのコースを巡り、雪の覆われたモノトーンの世界は今一つ魅力に乏しく、さらには時折り激しく雪が降り続くコンディションのために断念した。
やはりフットパスウォークが似合うのは、緑の季節が相応しいということだろう。他日を期したいと思い、この日は終了することにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/87/d7c1f6039d5b434a63727a759d4fe0af.jpg)
※ 洞爺湖畔の駐車場から灰色に煙る洞爺湖を撮りました。
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この日(11月9日)、朝一番に「金毘羅山コース」を巡った私は、続いて洞爺湖温泉街の外れにある公共駐車場がスタート&ゴール地点となっている「四十三山コース」を歩くことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/2d/976796c3a4cf596cf8ef292c4f8d39fd.jpg)
※ このようにコース閉鎖の表示が出ていたのですが…。
ところが!スタート地点に立ってみると、「平成28年8月31日の台風による倒木被害のためコースを閉鎖します」と表示が出ているではないか!
「ここまで来て、それはないでしょ」という気分だった。そこで注意を促してくれている方には大変申し訳ないけれど、私自身の責任において、倒木のところまで行ってみて、そこを越えられないようであれば引き返して来ようと考え、コースに入らせてもらうことにした。スンマセン(m(._.)m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5b/a3496efe27adb0bdd935ac4c33581dee.jpg)
スタート地点直後は写真のように流路工沿いの緩い傾斜を上がっていくが、やがて流路工沿いを離れ、本格的な階段登行となる。この階段が丸い自然石を並べた階段になっていた。
この「四十三山コース」では、ある程度の斜度がついているところのほとんどに自然石が使われていた。30cm前後の丸い自然石をよく集め、そして運んだものだと感心した。
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※ 写真のような自然石を並べた階段が延々と続いていました。
斜度が緩くなったところでコース閉鎖の理由となった倒木がコースを塞いでいた。しかし、それほど酷い倒木ではなく、難なく倒木の横をすり抜けることができた。
その後のところどころで小さな倒木がコースを塞いでいるところがあったが、特に問題はないと思いながら進んでいたところ、コース最大の難関が待ち構えていた。太い倒木3~4本コースを大きく塞いでいた。倒木の横をすり抜ける隙間も見つからなかった。そこで横たわった倒木の上に乗って、そこを乗り越えた。以前、冬に豊平峡ダムを目ざした時の倒木と比べるとそれほど難しいとは思われなかった。
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※ 最初に現れた倒木ですが、こちらは難なく脇を通り抜けることができました。
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※ こちらは大木が二重、三重に折り重なって、なかなか大変でした。
コースの道標で気付くことがあった。それは「金毘羅山コース」との共通性がなかったことだ。こちらの「四十三山コース」の道標の方が新しいと思えたのだが、現在地が表示されていないのはどうしたことか? マップの表示と、現地の道標とを見比べて現在地を確認するウォーカーが多いと思われる。そこへの配慮がほしいなぁ、という思いだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e5/ba1e29fc42bc05b1cc47f8a2bc8592b3.jpg)
※ 立派な標識なのですが、現在地を知る手がかりを得ることができませんでした。
そうするうちに四十三山の山頂に到達した。山頂には展望台が建てられていた。本来であれば展望台からは眼下に洞爺湖の眺望が広がっているはずだか、厚い雪に阻まれて何も見えなかった。
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※ 展望台からはごらんのように何も見えませんでした。
このコースには、私が取り寄せたマップには表示されていなかった「噴気口コース」というのが併設されていた。そのため少々迷うところもあったが、なんとか正規のコースを辿ることができた。
その中で、現地の標識の案内で、近くに一つの噴気口があると知って寄ってみた。
四十三山(明治新山)が明治43年の噴火活動によって形成された山という証の一つなのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/10/d0c2648b934104a139207abfa4777fc5.jpg)
※ 噴気が出ている孔の周辺だけは緑色が鮮やかです。
四十三山からの下山コースも、階段のところには丸い自然石が並べられていたが、雪が乗って滑りやすい状態だったので慎重に下山した。
下山口のところには旧火山観測所の廃屋がたたずんでいた。
そこを過ぎると、壮瞥温泉の端に出て、国道をスタート地点まで戻った。
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※ 下山コースもご覧のように丸い自然石が敷き詰められた階段でした。
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※ 旧火山観測所の廃屋です。
時間としてはもう一つくらいフットパスコースをウォークする時間はあったが、二つのコースを巡り、雪の覆われたモノトーンの世界は今一つ魅力に乏しく、さらには時折り激しく雪が降り続くコンディションのために断念した。
やはりフットパスウォークが似合うのは、緑の季節が相応しいということだろう。他日を期したいと思い、この日は終了することにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/87/d7c1f6039d5b434a63727a759d4fe0af.jpg)
※ 洞爺湖畔の駐車場から灰色に煙る洞爺湖を撮りました。