田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

女性コーラス ピッコロ・ヴェルデ

2018-08-23 17:02:35 | ステージ & エンターテイメント

 えっ? 前身がPTAのママさんコーラスだって!? とてもそうは思えないほどの実力派グループのミニライブだった。歌われた楽曲は全て親しみのあるものばかりだったが、その歌声は実力十分だった。

           

 今日は午前も午後も、かでる2・7(道民活動センター)で道民カレッジのボランティアで缶詰めになっていた。お昼に弁当を食した後ロビーに降りてみると、今日は「かでるコンサート」の日だったことに気付いた。

 「かでるコンサート」とは、最近いろんな公共施設で行われているロビーコンサートの一つである。105回もの回数を数える「かでるコンサート」の今回の出演は、「ピッコロ・ヴェルデ」という女性コーラスだった。

 ピッコロ・ヴェルデは、もともとは真駒内緑小学校のPTAコーラスが前身だと渡されたパンフレットに書かれていた。メンバーは10名ということだが、今日出演していたのは9名だった。(お子さんが病気?あるいはご本人が体調を崩した?)

 

 最初の曲「アイスクリームのうた」を聴いて「おおっ!」と思った。なかなかの実力派グループなのだ。私の中に前身がPTAコーラスだから…、という思いがあったことは否めない。

 その後に繰り出されたどの曲も聴き応え十分だった。

 

 プログラムを紹介すると…、

 ◇アイスクリームのうた

 ◇あめふりくまのこ

 ◇かわいいかくれんぼ

 ◇ほたるこい

 ◇北海道物語(ストーリー) 函館女 - ソーラン節 - 北海盆歌 - この道 - 虹と雪のバラード - 北の国から - 大空と大地の中で -知床旅情 - 黒百合の歌 - 霧の摩周湖 - 襟裳岬

 ◇上を向いて歩こう

 

どの歌も私たちにとっては聞き覚えのある曲ばかりである。それらの曲が、9名のコーラス用に編曲されていたのだが、その編曲自体も素晴らしいと思った。

 パンフレットには、出演者の紹介があったが、それによると専属の指揮者とピアニストがいるようなのだ。その二人の履歴を見ると、二人とも音楽の専門大学を出て、現役で活躍している方である。きっと、指揮者を務める尾崎あかりさんが編曲され、合唱の指導もされているようで、本格的なコーラスグループなのだ。

                 

                ※ 指揮者であり、指導者である尾崎あかりさんがミニライブのMCも務めました。

 私は想像する。PTAのコーラスグルーブに集ったママたちが、どこかのステージに立った際にきっとその力量を激賞されたのではないか?それくらい力のある方々が集っていたのだろう。

 自信を得たママさんたちは「このまま解散するのは惜しい!」ということになり、グループを結成したのでは?そこに指揮者の尾崎あかりさんとピアニストの豊田早苗さんが加わったことで力量はさらにアップしたということでは、と私は想像する。

           

           ※ かでるコンサートのの様子です。椅子席は全て埋まっていました。

 どの曲も素晴らしいコーラスだったが、私には「北海道物語」で歌われた一つ一つの曲が、さまざまな思い出を呼び覚ましてくれたこともあり、特に印象的だった。

 ピッコロ・ヴェルデのみなさんのますますの活躍を祈りたい。