今季で6度目となる長期休業中の児童会館における学習支援活動だが、本日で私の活動は終了した。ふだんなかなか接することのできない子どもたちとわずかな時間だが共にすることで、元気をもらった学習支援活動である。
私たちのキャリアを社会や地域のために生かす活動の一つが子どもたちへの学習支援だと考えている。
私たちの退職組織の一つ、厚別支部がずっと以前から長期休業中に児童会館で学習支援活動をされていることをうかがっていた。私たち中央支部もそれに倣おうと、4年前から取り組み始めた活動である。
今季も担当が「二条小はるにれ児童会館」と「緑丘児童会館」と連絡を取り、夏季休業期間中の7月26日から8月6日までの7日間を学習支援に入ることになった。
私はそのうち、7月26日、30日、8月2日の3日間活動に参加した。
二つの児童会館は、それぞれ学習時間が違う。はるにれ児童会館が8時45分~9時30分。緑丘児童会館が10時から10時45分となっている。そのため同じ日に二つの児童会館の学習支援を行うことができるのだ。
学習支援といっても大げさなものではない。子どもたちが夏休みの課題に取り組んでいるところを見守り、励ましたり、ほめたりすることが主たる活動である。ときに躓いている子がいたら、できるだけ効果的なヒントを与えることもある。
あくまで子どもたちの自主的な学習を支援することなので、強制はけっしてしない。
子どもたちはさまざまである。何も言わなくとも黙々と課題に取り組む子。おしゃべりばかりしてなかなか学習に取り組もうとしない子。教室ではないということもあり、伸び伸びとしていて、ひとり一人が個性を十分に発揮しているのも児童会館の特色の一つかもしれない。
そうした子どもたちと接することからすっかり遠くなってしまった私たちには、彼らからたくさんの元気をもらっている感じがする。
私たちはこれまで自分たち流で子どもたちに接してきたが、「これでいいのかな?」という疑問も湧いてきたので、この夏は学習支援活動の先輩である厚別支部の活動の様子を見学しよう、ということになり来る7日に一部役員で訪れることにしている。
厚別支部の支援活動を見させていただいて、私たちの活動を見直し、よりよい支援活動の在り方を探り、今後に生かしたいと思っている。