これほど旨いジャーキーに出合ったのは初めてだ!牛のすね肉を使用しているというその干し肉は、適度な塩味、脂ものっていて抜群の美味しさである。まさに“北の逸品” である。入手が困難ということも一層恋しさを募らせてくれる。
ここ数年、お盆のお墓参りで北見へ帰ったとき、私の妹が必ずお土産に持たせてくれるのが商品名「流氷牛 北の逸品 和牛ジャーキー」である。
何年か前に、妹の家で出されたこのジャーキーを食して、私が激賞したものだから、それからは毎年のように購入し、土産として持たせてくれる。
※ こちらは一袋30g入りで500円とか…。けっして安価ではない。
帰宅した私は一日の終わり、妻の寝静まった深夜にこのジャーキーを肴にウィスキーの水割りを飲むのが至福のひと時である。
しかし、美味しいものはなくなるのも早い。一度口にすると、止められない!止まらない!状態ですぐさま底をついてしまう。
※ 干し肉にする工程で ”焼き”を入れるのだろうか?焦げ目がついているように見えます。
そこで私は札幌でもなんとか入手できないものか、とあれこれ手を尽くしてみたのだが、
どこでも扱っていないようだった。
思い余って製造元である網走郡津別町川汲の金田牧場に電話をしてみた。すると「たくさん生産していないので、津別町内の三つのお店と、女満別空港の売店でしか取り扱っていない」という回答だった。
う~ん。これは強敵である。
どうにかして手に入れるためには、津別町内のお店に送付をお願いするか、妹を介して送ってもらうかしか手はないようだ。
トライしてみる価値が十分にある「流氷牛 北の逸品 和牛ジャーキー」である。
ジャーキーだけを取り上げると、もう一人の妹からお叱りを受けそうだ。
彼女もまたオホーツク地方の逸品をお土産にくれた。
ご存知(?)常呂の新谷商店のホタテの燻油漬である。これはずーっと以前から名品として知られる味である。いただいたのは、このホタテの燻油漬とソフト貝柱の詰め合わせの「北の帆立」という逸品だった。こちらも私の大好きな味である。
※ 常呂・新谷商店の燻油漬とソフト貝柱のセット、商品名「北の帆立」です。