今日は最も白神山地を堪能した一日と言っていいかもしれません。白神山中奥深くまで車で乗り入れた後、さらに山奥深くトレッキングで分け入りました。最初は白神山地を訪れたトレッカーの多くが訪れる「暗門の滝」です。滝は第一から第三の滝まであり、そこを目指すときはまさに深山幽谷に分け入る気分でした。
続いては「ブナ散策歩道」を歩きました。ブナの巨木には出会えませんでしたが、辺り一面がブナの林になっている様は見事でした。ただ、黄葉にはまだ少し時間が必要のようです。
それからが大変でした。白神山中をさらに奥深く「くろくまの滝」を目指したのですが、この道路が大変でした。未舗装のジャリ道の上、道路がとても狭く、車がすれ違うときには、互いに譲り合ってようやく交わせる程度の道幅です。その上、道路はクネクネと折れ曲がり、究極のワインディングロードでした。往復68キロのドライブは疲れ果てました。その苦労の末に目にした「くろくまの滝」は日本の滝100選に選ばれているだけあってなかなか見事でした。写真ではイマイチその良さが伝わらないかもしれません。
最後にブナの巨木として有名な「マザーツリー」を見物しました。樹齢400年といわれる巨木ですが、残念ながら平成30年の台風で上部が折れてしまったとのことで、幹の部分と一部の枝しか残っていませんでしたが、巨木を想像させる太さでした。
と今日は一日走り回り、歩き回って、白神山地を堪能しました。明日で白神山地ともお別れなのですが、明日の予定についてはちょっと迷っています。ビジターセンターの職員とも相談したのですが、明日起きた時の天候を見て決めるつもりです。
添付した写真は「くろくまの滝」と「マザーツリー」です。