10月31日(土)、またまたPMF Connects LIVE!があり参加した。会場が札幌駅前通地下歩行空間北3条交差点広場(チ・カ・ホ)という公共的な広場であったことがやや気になったが、久しぶりのクラシックを楽しんだ。
PMF Connects LIVEを追いかけている。何しろプロの演奏家たちの演奏を無料で提供してくれているのが嬉しい。このことは札幌に住んでいることのアドバンテージだから積極的に活用しなくては、と思っている。
今回はPMFの修了生であることはもちろんであるが、主として関東圏で活躍されているプロの演奏家4人によるフルートカルテットのコンサートだった。その4人とは…
◇有田 絋平(フルート PMF2013.14修了生)
◇城所 素雅(ヴァイオリン PMF2017修了生)
◇福井 萌(ヴィオラ PMF2013修了生)
◇有梨 嵯理(チェロ PMFは未参加)
そしてカルテットが演奏した曲目は次のとおりである。
① ロッシーニ/フルート四重奏曲 第3番 変ロ長調
② モーツァルト/フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298
③ ジョン・デンバー/カントリーロード
④ エンニオ・モリコーネ/「ニューシネマパラダイス」より「愛のテーマ」
⑤ 草野華余子/「鬼滅の刃」から「紅蓮華」
⑥ モーツァルト/フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285
〈アンコール〉
⑦ 葉加瀬太郎/エトピリカ(TV番組「情熱大陸」のテーマ曲)
コンサート自体はフルートの有田氏がお話ししていたとおり、フルート四重奏の曲自体が少ないこともあり、モーツァルトやロッシーニの曲も聞き覚えがなく、クラッシックにはまだまだ弱い私にはその良さを感得することができなかった。私には聞き覚えのあるカントリーロードにおける城所氏のヴァイオリンの繊細な響きや、エトピリカのフルートとヴァイオリンの掛け合いのような演奏に興味を覚えた。
ところでチ・カ・ホにおけるクラシックコンサートだが、前席の方で聴いていた私には特別不都合はなかったが、それでも低音の部分になると背後を通る人たちのざわめきが耳に入ってきた。聴いている私たちより、演奏する側に方々にとってはどうなのだろうか?
PMFのことをより多くの人たちに広めたいという主催者の思惑もあるのかと推測するが、演奏する側にとってはやりづらさもあるのでは?といらぬ心配をしてしまった。
コンサートにおいて普通は写真を撮るのはNGであるが、「鬼滅の刃」の「紅蓮華」の演奏の時に特別に写真や動画の撮影を出演者が許可してくれた。主演者たちの鷹揚な対応に感謝し、彼らの演奏時の写真を掲載したい。