田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

今年もやっぱりソフトバンクかな?

2020-11-22 16:34:09 | スポーツ & スポーツ観戦

 昨日の対戦を見るかぎりそう思わずにはいられなかった。ジャイアンツは頼れるはずのエース菅野を立てても歯が立たなかった印象だ。隙の無い野球を見せるソフトバンクからジャイアンツは勝機を見出せるのだろうか?

 コロナ感染者数が連日のように“過去最高”の見出しが躍る新聞報道に接すると、さすがに戸外へ出ようという意欲が失せてしまい、先週はステイホームに徹してしまった。そうなるとすることはTVを観るか、読書をするくらいしかやることが見つからない。

 ということで昨夜観戦したプロ野球の日本シリーズ第一戦を見て、今後を占ってみたいと思う。

 昨夜の一戦はソフトバンクのエース千賀の快投、ラッキーボーイ(?)栗原の大活躍で5対1とソフトバンクの完勝に近い勝利だった。

       

       ※ 7回3安打無失点に抑え勝利投手となったソフトバンク千賀投手

 ジャイアンツは絶対エースと自ら自負する菅野が6安打4失点と崩れてしまい、打線も千賀の前に沈黙してしまってはなす術がない。

       

       ※ 6回6安打4失点で敗戦投手となった菅野投手

 ソフトバンクはこれまで日本シリーズを三連勝している上、今年のペナントレースでも圧倒的な力を発揮してパリーグを制した。投手陣も打撃陣も充実していて、まったく隙が見えない印象である。

 一方、ジャイアンツに関して、私は一試合も観戦していないのでチーム状況がよく分からない。(分からないのに予想などするな、とジャイアンツファンからお叱りを受けそうだが…)ビッグネームといえば、前述の菅野投手と打撃陣の坂本、岡本くらいである。昨日見たかぎりでは打撃陣が小粒かな?といった印象をもった。

 さて、日本シリーズはまだ始まったばかりである。もちろんジャイアンツにチャンスがないわけではない。「勝負事は下駄を履くまで分からない」とよく言われるが、ジャイアンツが私の予想を覆すためには、意外と思えるようなラッキーボーイが出現することではないだろうか?日本シリーズのような短期決戦の場合は、一人のラッキーボーイの登場でシリーズ全体の流れが左右される場合が往々にしてあるからだ。

        

        ※ 3打数3安打4打点と大暴れしたソフトバンクの栗原外野手

 もう一つのケースは、ソフトバンクの慢心である。ソフトバンクは日本シリーズにおいて2018年の日本シリーズ第3戦から対ジャイアンツに9連勝している。選手たちの中に「ジャイアンツ組み易し」という思いが芽生えるようなことがあれば、ジャイアンツにもつけ入るスキが生まれるかもしれない。振り返れば、1968年の日本シリーズで巨人対近鉄が対戦し、近鉄が3連勝したときのヒーローインタビューで近鉄のエース加藤が「巨人は弱い」的な発言をしたことに巨人ナインが発奮し、その後4連勝して逆転優勝したことを私は鮮やかに記憶している。よもやそのような二の舞はないとは思うが、慢心は大敵である。

 さあ、今夜もこれからTVの前で日本シリーズをじっくり観戦しようと思う。