田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

スノーシュー  in 旭山記念公園 Ⅱ

2022-02-08 16:44:11 | スノーシュートレック & スノーハイク

 今日の午前、1月の観察会に続いて「旭山記念公園自然観察会」に参加した。今日参加してみて、自分がこれまで旭山記念公園のほんの一部しか足を踏み入れていなかったことを痛感させられた。

   

 1月15日の観察会に続いて2度目の観察会に参加した。案内・指導役は旭山記念公園の「山の家」の職員の皆川さんという方だった。皆川氏は前回も案内をしていただいたのだが、公園内の木や野鳥についてたいへん詳しい方で、私は皆川氏の説明を聴きたくて今回も参加を決めた。

 参加者は前回よりやや少なく15名くらいだったが、主婦層が多いようだった。

   

 今回案内された地域は、前回は「山の家」から南側にあたる藻岩山登山道方向や公園と隣り合う「旭山都市環境林」の方だったが、今回は「山の家」の東方向の第1駐車場の東側の谷間の森林内だった。その地域は大きな谷となっており「山の家」の職員間では「旭山キャニオン」と呼んでいるとのことだった。

 雪の条件は先日の大雪の影響で、一歩踏み込むごとにスノーシューが埋まるほどの深雪だった。案内の皆川氏は前回同様、目に入るさまざまな木の種類について説明してくれたが、同時に森林内に響く野鳥の声を聴き分け私たちにその野鳥の名前を教えてくれたが、私にはその野鳥の声を聴き分けることも、その姿を目にすることもできなかった。

   

 ここでは教えていただいた木の中から写真を撮り、メモできたものを羅列することにしたい。

◇ヨーロッパトウヒ  左側の濃い緑の木はトドマツだが、右側の木の枝が反り返ったようになっているのがヨーロッパトウヒで、寒さに適し成長が早いということで道内に導入されたそうだ。

   

◇ミズナラ  若い木のころに冬になっても葉を落とさず、次の芽生える新しい葉の生育を助けるそうだ。

   

◇ヌルデ(白膠木)  ウルシほどではないが人によっては肌がかぶれることがあるそうだ。花序が垂れ下がっているのが特徴だという。

   

◇イヌエンジュ  樹皮に菱形の模様ができるのが特徴。写真でははっきりしないが、よく見ると菱形が見える。

   

◇ハクウンボク  樹皮が灰黒色なのが特徴

        

◇ドロノキ  公園内で最も高い木だそうだ。

        

 それにしても私はこれまで何度も旭山記念公園を訪れているつもりだったが、前回も今回も案内されたところは初めての地域だった。私はこれまで遊歩道が設けられているところだけを散策しているに過ぎなかったことを思い知らされた。雪の季節だからこそ、スノーシューだからこそ、普段は足を踏み入れることのない地域を案内され、新たな旭山記念公園の魅力に触れた思いである。できれば3月のスノーシュー自然観察会にも参加したいと思っている。 

   

※ キツツキの仲間が樹皮を剥がしたものが木の周りにたくさん散らばっていました。

《北京冬季五輪寸評》

 本日の話題は何と言っても「スキージャンプ混合団体」の高梨選手のスーツ失格問題だろう。コトの経緯については、新聞で詳しく報じられ、ワイドショーでも各局がこぞって取り上げていたので誰もが知るところとなっているので割愛するが、高梨沙羅選手は今五輪においてすっかり “悲劇のヒロイン” となってしまった感があり、彼女の受けた心の傷は相当に深いだろうことを思うといたたまれない気持ちになる。救いはテレビ各局が彼女のこれまでの努力を讃えるトーン一色になっていたことだ。彼女の心の傷が一日も早く癒されることを望みたい。

 ジャンプ問題がクローズアップされたことで、絶対王者と目されていたスケート女子1500mの高木美帆選手の銀メダルに終わったことが霞んでしまった感がある。彼女にはこれから挽回できるチャンスがあるだけに、それを生かしてほしい。

 そして本日の話題としてはスケートフィギアの羽生結玄選手のショートにおけるまさかの第8位スタートである。ここからの金メダル奪回は夢物語だろう。羽生選手にとっても最後の五輪は辛い結果となりそうだ。

 とどうも今五輪におけるチームジャパンは今一つ勢いが感じられない。今後に出番を控えている選手たちの健闘を祈りたい。