田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ヘルシーウォーキング⑨ in 田園風景とスウェーデンヒルズの丘、ロイズタウンウォーク

2023-06-18 17:19:09 | JRヘルシーウォーキング
 最近高温傾向が続いていたので心配したが、田園を吹きわたる風が心地よく、気持ち良くウォーキングを楽しめた。それにしても元気なお年寄りが多いなぁ、というのがヘルシーウォーキングに参加しての正直な感想である。(13.0km)
     
 本日(6月18日)、ヘルシーウォーキングの8回目(イベントウォークは5回目)に参加した。
 今回のスタート&ゴールとなる「ロイズタウン駅」は、昨年(2022年)菓子メーカーのROYCE’ が建設費を負担して開業した駅である。周りに住宅などは皆無で、田畑が広がる中に忽然と姿を現したかのような印象を受ける。駅設置の理由はROYCE’ 従業員500人の通勤に供するということだが、それと同時にROYCE’ の工場に併設した見学・体験施設「ロイズカカオ&チョコレートタウン」や工場直売店に来場する人たちの交通の便を提供したのではと思われる。
  
  ※ 新設された「ロイズタウン駅」です。無人駅です。
 今回のコースはマップを見てお分かりの通り、典型的な方形のコースである。基本コースはそれにスゥエーデンヒルズに寄る形であるが、ショートコースはまったくの方形のコースである。北海道の農村地帯にはよくある道路の形である。
 「ロイズタウン駅」をスタートすると、希望者はROYCE’が提供するペットボトル飲料を受け取り、ガラポン抽選会に参加するために「ロイズタウン工場直売店」に寄るサービスがあった。もちろん私も寄らせてもらったが、ガラポン抽選会は見事に外れだった。
  
  ※ ロイズタウン駅をスタートした参加者たちです。向こうの白い建物はロイズタウン工場です。
  
  ※ 当別町が産んだ小説家・本庄睦男の記念碑がロイズタウン工場の近くに立っていました。
  
  ※ ロイズタウン工場の全景です。
  
  ※ 工場の前庭にはバラ園がありました。
  
  ※ 手前で飲料をいただき、奥でガラポン抽選会が行われました。
 直売店を後にすると、ひたすら田園地帯を真っすぐに歩くコースである。コースの両側には秋蒔き小麦と田植えを終えた水田が広がる光景だった。単調な光景は歩くものには辛いのだが、吹きわたる風が心地よく、それが救いだった。
  
  ※ 水田と麦畑が広がる中のウォーキングです。
 方形コースの2辺を歩き終えると、コースはスウェーデンヒルズの丘へと導かれる。当別町のスウェーデンヒルズは、当別町と宅地業者が共同で開発し、特徴のあるスウェーデンハウスのみが立ち並ぶ住宅地である。
 私もこれまで何度か訪れたことがあったが、こげ茶の壁と白枠で統一された外観に大きな特徴がある。ただ、スウェーデンヒルズから離れた丘の下の方では、建物自体はスウェーデンハウスなのだが、壁の色はかなりカラフルな色遣いをしている家が目立った。
  
 ※ ヒルズから離れたところに建つスウェーデンハウスの壁の色はカラフルでした。
 ヒルズの丘を上り、スウェーデンヒルズ管理センターのところで折り返すコースだったが、この日はちょうどスウェーデンヒルズでは「夏至祭」が行われていた。(夏至祭はスゥエーデンヒルズだけではなく、道の駅「北欧の風」でも開催されていた)私が通過した時間は午前10時を過ぎたばかりとあって、祭りが始まったばかりの時刻で本格的行事が始まる前だったようで、盛り上がる前の雰囲気といった感じだった。
  
  ※ スゥエーデンヒルズの丘に向かって長~い坂を上ります。
  
  ※ こちらは伝統的な色遣いのスウェーデンハウスです。
  
  ※ スウェーデンヒルズのメイン通りですが、緑いっぱいです。
  
  ※ スウェーデンヒルズの中心地域の近くにある「スウェーデン公園」です。
  
  ※ コースの折り返し点です。できれば、担当者がいて励ましの言葉かけていただければ良いのではと思ったのですが…。
  
  ※ センターハウスのところで行われていた「夏至祭」は古れからといった感じでした。
  
  ※ 当別町と姉妹都市を提携しているスウェーデンのレクサンド市との提携記念の「レクサンド公園」です。
  
  ※ その公園内にあったスウェーデンの民芸品のも木製の馬が展示されていました。
  
  ※ レクサンド公園からは当別町(太美地区?)の街が望めました。
 ヒルズの丘を下り、再び直線道路のコースに戻った。この直線コースは意外にも道路の両側には住宅が立ち並んでいた。ちょうどその先には「ロイズタウン駅」の次の駅「太美駅」があった。一帯は当別町の太美地区ということのようだ。
  
  ※ 太美駅近くの通りです。
  
  ※ スウェーデン風の雰囲気を纏った「太美駅」の駅舎です。
 「太美駅」を過ぎると再び田畑の広がる田園地帯となる。距離も10キロを過ぎて疲れが貯まってきた。前を行く女性の軽やかな足運びが羨ましく感じる。また、私と同年代、あるいは年上と思われる方が私を軽々と追い抜いていく人がいる。このヘルシーウォーキングに参加してみて、元気なお年寄りが多いなぁというのが率直な感想である。私も彼らに負けないように頑張らなくては、との思いを新たにしてくれているヘルシーウォーキングである。
  
  ※  コース上で唯一学園都市線の踏切を渡りました。
  
  ※ コースの途上、当別町の道の駅「北欧の風」が道路向かいに望めました。
 そうしているうちに、遠くに「ロイズタウン駅」が見えてきて、列車が停まっているのも目に入った。けっこうな疲れを感じながら13キロを歩き終えた。
  
  ※ 遠くに「ロイズタウン駅」が望まれ、列車が停車していました。