新緑に萌える林間を往くトレッキングは鬱々した私の心を気持ちよく解きほぐしてくれた!短いトレッキングだったが、それも体調がイマイチの私にはちょうど良い刺激だったのかもしれない…。
※ 萌黄色の若葉が私を包んでくれているような錯覚に陥りました。
今日の札幌は久しぶりに晴れ上がり、気温も21℃まで上昇した。好天に気を良くした私は予告通り「札幌市民の森」のトレッキングに出かけることにした。
「札幌市民の森」は、「盤渓市民の森」、「白川市民の森」、「南沢市民の森」、「豊滝市民の森」、「西野市民の森」、「手稲本町市民の森」と計6コースある。私は「南沢市民の森」以外は、冬季にスノーシュートレッキングで体験していた。「南沢市民の森」もスノーシューで体験しようとしたのだが、取り付け道路の硬石山線が冬期間閉鎖のために体験できないでいた。そこでまずは「南沢市民の森」を体験しようと出かけたのだ。
※ 「南沢市民の森」コース図ですが、特に南側(下)のコースは実際には違いました。
「南沢市民の森」は図でもお分かりのように硬石山線によって二つに分けられている。
私は距離の短い北側のコースから始めることにした。
※ 道路からいきなり階段で導かれる北側のコースです。
※ 市民の森コースは、左側にあるような案内図が整備されていて安心できます。
コースは一周しても1キロ強という短いコースである。早速コースに入ったが、木々の新緑が目に優しく飛び込んできて、気持ちがよい。また、コース上には先日まで咲き誇ったヤマザクラが花びらをそこここに撒いていた。コースは山の形状に沿って造成した自然道であるから上り下りは当然のようにあって、それが適度に私の体を刺激した。
※ コース全てではないですが、このように整備されているところが多いです。
※ コース上にはサクラの花びらがたくさん撒かれるように散っていました。
※ ゲラたちの食痕ですね。
山野草が意外に少ない。先行者のブログでもそう書いてあったが、何か原因があるのだろうか?私が目にしたのはエンレイソウとヤマスミレをそれぞれ2~3株くらいだった。30分もかからず北側のコースを一周した。
※ 写真では斜度がよく分かりませんが、けっこうな上りです。
※ こうして立ち木を伐採したりしてコースを整備してくれているようです。
※ 真ん中の黒いところ、二本爪の足跡です。エゾシカの足跡?何か所も目撃しました。
続いて道路向かいの南側のコースである。南側のコースは上に示したマップとは違い、コースが複雑になっていて、いろいろとコース取りができるようになっていた。私は最も距離が長い外周コースを取った。長いとはいっても現地のマップで確かめると一周1.9キロだった。ただ、距離は短くともかなりワイルドなコースで、登山と見紛うような急斜面の登りも待っていた。コースの分岐点には案内図があり、丸太のベンチも備わっているところは市民の森である。私は無理せず、2度ほどそのベンチに腰を下ろし休憩を取った。
※ 南側コースの入り口にあったコース案内図です。南側コースは複雑になっています。
※ こうしたベンチがところどころに配置されていました。
南側コースも山野草は少ないのかな?と思っていたが、数は少ないものの、それなりにいろいろな春の花を目にすることができた。こちらは休憩も入れて1時間弱で歩き終えることができた。
※ いやいやなかなかの登り勾配でしたよ!(二枚とも)
けっして長い時間ではなかったが、久しぶりに体を動かし、それなりに汗もかき、心地よい疲労感に浸った。やっぱり戸外は良い!まだ、夏季に体験していない他の「札幌市民の森」をトレッキングするというのも良いアイデアだなぁ、と思い始めている。
《トレッキング実施日 ’20/05/12》
なお、写真が多くなったので本日目にした山野草については明日のブログでまとめてアップすることにします。