前から気になっていたマンション前の街路樹枡内の花壇の整理と、挿し芽の作業を行った。少しばかりスッキリとした気分になった。併せて、昨日のトレッキング時の山野草のスナップを掲載したい。
昨日、フィールドに出て爽快な気分を味わったので「今日も…」と思ったが、天気予報で一時雨の予報が出ていたので断念し、以前から気になっていたマンション前の街路樹枡の花壇の整理をすることにした。
街路樹枡内のところを花壇と称しているが、実際は街路樹の枡内は雑草が生えているのがふつうである。街路樹枡内は街路樹を管理する札幌市の管理下にある。しかし、特に市街地においては周辺住民がそこを花壇化することを奨励しているようで、町内会などがきれいに整備しているところが多い。そこで私たち「近美を愛するブリリアの会」もマンション周囲の街路樹枡内の花壇化に取り組んでいる。
気なっていたところというのは、唯一北1条通りに面した街路樹枡なのだが、そこに私たちは昨年シバザクラの苗を移植した。ところがそのシバザクラが根付かなかったようで、春になっても枯れた状態のままだった。そのうち周りは雑草だらけとなり、かなり見苦しい状態だった。しかし、ブリリア会の方はコロナ禍のために活動を休止している。思い余った私は独断で整理することにした。
※ ごらんの通り、街路樹枡内は雑草だらけでした。
ところが、スコップを用意し、いざ整理にかかってみると、微かであるがまだ完全に死滅していない苗が何株かあるのに気付いた。となると、私の独断で整理することはできない。それら僅かに生き残っている苗を街路樹の周りに移植し、他を耕して雑草を除去した。作業は中途半端になってしまったが、ブリリア会の活動を再開したときに、会員の皆さんに諮って街路樹枡内の花壇をどうするか判断したいと思う。
※ 生き残っていたシバザクラを街路樹の周りに移して、あとは掘り起こしました。
雨が降ってきて、あわてて撤収しました。
続いて、挿し芽のことであるが、こちらもマンションの敷地の小さな一角が整理されない状態となっていた。その見苦しい状態をなくすためにグランドカバーで覆うことを私は計画した。そこに用いたのがヒメツルニチニチソウという種である。予算が全くない中で取り組みだったので、私は挿し芽で増やそうと計画した。取り組み始めたのはもう3年前である。その取り組みは遅々として進まず、小さな一角であるがまだ全てを覆うことができていない。今年中にはなんとしても全体を覆いたいと考えている。そこで先週から挿し芽で増やす取り組みを再開した。あまり効率的な増やし方ではないのだが、私は今の方法しか知らない。何度も何度も繰り返しながら地道に増やしていきたいと思っている。今日も今年第2弾の挿し芽をした。その増やし方は以下の通りなのだが…。
※ ヒメツルニチニチソウが植わっている状態です。まだ他の所は隙間だられです。
※ ヒメツルニチニチソウの枝の先端を切り取ってきます。
※ 枝に付いてる葉のほとんどを切り落とします。
※ そうして水に漬けて1週間から10日ほど待ちます。
※ すると写真のように根が出てきます。
※ 根が出たものを土に植えて、さらに発根を促し、花壇に下ろします。
「南沢市民の森」の山野草たち
昨日、久しぶりのトレッキングで心地よさを味わった「南沢市民の森」だが、花開いていた山野草はそれほど多いとは思えなかったが、それでも数種の山野草に出会えた。特に南側のフィールドはいろいろな種に出会うことができた。中には種が特定できないものもあるが、出会えた山野草のスナップ写真をご覧いただきたい。
《北側のコース》
※ エンレイソウです。確か3株ほど目にしました。
※ コース上で見かけたスミレの一種。スミレは 種類が多くて素人には難しすぎます。
《南側のコース》
※ ニリンソウです。結構目立っていました。
※ ニリンソウをアップしたものです。
※ ハイイヌガヤ、だと思うのですが…。真ん中付近に茶色の幼芽が見えます。
※ オオカメノキです。下の写真は大写ししたものです。外側の白い部分はガクが変化したものだそうです。この日は山中でとても目立っていました。
※ ヒトリシズカです。
※ エゾエンゴサクは目立たずにひっそりと咲いていました。
※ これも自信がありません。フッキソウかな?