めだかの学校「仲間から学ぶ」T&D学習は今回が最終回だった。今回のスピーカーはO氏と私だった。O氏は四国お遍路体験記を、私は私自身のブログ生活を、それぞれ語った。それを聴いた会員の方々の反応は?
3月25日(月)午後、私が所属する「めだかの学校」の「T&D(トークアンドディスカッション)学習」の第4回目の講座を開催した。
今回はO氏の「遍路雑話」と私の「私のブログ生活」が話題を提供した。
※ 「遍路雑話」を発表するO氏です。
「遍路雑話」は、ご存知の四国八十八か所のお遍路を体験した話だった。O氏は退職後に歩きお遍路を計画したが、一気に廻ることはできずに3度に分けて全長1,400キロを完歩したそうだ。一見頑強に見えるO氏だが、足に豆ができたことで一気には廻ことができなかったという。それでも計画されたことを執念で成し遂げたことは素晴らしいことだ。私も “歩き旅” は何度か行ってはいるが、1,400キロもの長距離を歩くことは考えたこともなかった。貴重な体験をされたO氏がちょっと羨ましかった。
さて、私の方だが私は「リタイア生活を豊かに彩ってくれているブログ生活」と題して、パワーポイントにまとめて発表させてもらった。
※ 私が作成したパワーポイントの1頁目です。
発表の要旨は、
◇ 2006年5月6日にブログ開設以来、本年2月末現在で19年目に入ったこと。
◇ 2008年11月17日からは一日も欠かさず連日投稿を続け、2月末現在で1,565日続いていること。
◇ それは旅に出た時はもちろんのこと、2度の海外旅行の際も投稿を続けて現在に至っていること。
◇ 拙ブログへのアクセス数(UU数=訪問したユーザーの実数)を記録し続けているが、ブログ開設以来、年平均が右肩上がりで上がり続けていたが、2021年に一時下落した。しかし、本年に入りUU数が1,000を超えていること。
等々を発表した後、ブログを始めた意味、連日投稿する意味、ブログを続けていた効用、等々についてお話させてもらった。
私にとって今やブログで発信することが、大きな生き甲斐となっている。ブログで発信するために、ほぼ毎日外出し、講演・講座を聴き、ステージを楽しみ、体を動かしている。そのこと自体が健康に繋がっていると確信しているし、生きる張り合いに繋がっていると話させてもらった。そして意欲が続くかぎりブログで発信を続けたいと結んだ。
※ 発表を聴き入る会員の方々です。
さて、私の発表に対する会員の方々の反応はどうだったかというと、残念ながら芳しいものではなかったというのが正直なところだ。どうも私たちの年代の方々にとってブログなどというものは関心外のことのようだった。つまりブログそのものがどのようなものなのか分かっていただけない方が多数を占めていたように思えたのは残念だった。
そうした中、私のブログのコアなユーザーの一人であるS氏が「同じように体験した講演やステージの感想などが要領よくまとめられている」と話されたことが何より嬉しい反応だった。
「T&D学習」の最終スピーカーとして私が相応しかったかどうかは疑問の残るところだが、ともかく多くの会員の方々が会員を前に自分の体験や思いを発表する体験をされたことは、それぞれにとって貴重な体験だったのではと思っている。来季もちょっと別な形で会員同士が発表をし合う場をもちたいと思っている。
ただ年齢的なものなのか、ブログそのものがピンと来ない方が多かったとのことで、多少の物足りなさを感じられたのでしょうか?
でももしかしたら、今回のお話がきっかけでブログやSNSを始める方がいないとも限りません。
次のセッションでは、「田舎おじさん様に影響されてブログをはじめました」なんて方も現れるのでは?
私はシニアの女性も積極的に発信している方が多いですよ、と紹介もしたのですが…。
私の発表を聴いた方の中から、一人でも「始めてみようか?」などという方が現れたら望外の喜びなのですが、望みは薄いようですね。