田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

山田邦子さん がんの自己体験を語る

2025-01-17 18:29:10 | 講演・講義・フォーラム等
 お笑いタレントの山田邦子さんは、ひと時も休まずに喋りつづけます。そのしゃべくりは天才的です。会場を爆笑の渦に巻き込みながら、自らの闘病体験を明るく語り、聴く人たちを勇気づけました。

      

 お笑いタレントの山田邦子さんがまたまた札幌にやってきました。
 以前に来札した際も拙ブログでレポしましたが昨年12月1日、道新主催の「みんなの終活フェア」の特別講演で来札し、彼女の天才的なしゃべくりに笑いと勇気をいただいた記憶がまだまだ鮮明です。

 その山田さんが、昨日(1月16日)午後、札幌医科大学で開催された「市民講座」に講師として来札したのです。
 市民講座開催の趣旨は、札幌医大に「札幌医科大学アイン・ニトリ緩和医療学・支持療法学講座」が開設されていて、その一環として「がん相談サロン」が開設されていることを広く市民に知っていただくことだったようです。そのための講師として山田邦子さんが相応しいということで今回招請されたようで、「大丈夫だよ、がんばろう!」と題して講演(口演?)されました。


 鮮やかなピンクのドレスを身にまとい、「綾瀬はるかでございます」と話し始めていきなり笑いを取り、その後は山田ワールド全開で会場の聴衆の気持ちを鷲掴みにします。そして会場の笑いには「笑うことは免疫力を高めるために有効なのですよ」そして「口角を上げることは若々しさを保ちます」と、笑いの中に医療的効能を散りばめます。この辺りは12月の時の話と酷似していました。

 12月の時には話されなかった話としては、自らが乳がんに気付いた際のエピソード。そして精密検査でMRIに入った話などを山田流に笑いを取りながら体験談を語りました。

 山田さんとしては12月の際と比べると、やや話し辛かったところがあったのではないかと推察します。というのも、医大の関係者や、がんに関心のある方々が参加者には多かったと思われるからです。しかし、そこはさすがにプロです。臆することなく山田ワールドに惹き込んだ山田邦子さんの話しぶりにはプロ根性を見た思いがしました。