札幌のジャズ界を長い間牽引し続ける “箭原顕” の珠玉のステージを聴いた。併せて彼の薫陶を受けた二人の女性ボーカリストのMIZUHO、松田宮佳のジャズティストに満ちた歌声も素晴らしかった。
2月11日(土)午後、旭山公園通地区センターにおいて、「旭山公園通地区センター20周年記念事業」と銘打って「箭原顕プロデュース “永遠のポップス&ジャズ” アフタヌーンコンサート」が開催され、友人と一緒に参加した。
箭原顕について詳しく知らなかったのでウェブ上で調べてみると、次のような紹介文が見つかった。
ディスコメイトレコードからデビュー。東京を中心に、ソロボーカリストとして、またジャズコーラスグループを率いて活動。デビッド・ソリン・コーリア氏(NY)、リサ・ソーソン氏(ボストン)、木下武久氏(東京)に師事。現在札幌を拠点に、音楽活動のほか、多数のコンサートイベントや、音楽制作を手がける。
※ 箭原顕
彼はまた毎年開催される「サッポロシティジャズ」のプロデュースも手掛けていると聞いたが、文字どおり札幌のジャズ界を牽引している一人のようである。
コンサートは、箭原顕のソロ、そして彼の指導を受けたMIZUHO、松田宮佳、そこに彼が加わったボーカルグループ「Honey Bee」、さらに彼の音楽教室の生徒たちで構成する「サッポロジャズクワイア」、そしてドラムス(大山淳)、ベース(豊田健)、ギター(飛澤良一)の伴奏陣と多彩な顔触れがステージを賑わした。
※ MIZUHO
※ 松田宮佳
※ サッポロジャズクワイア
披露された曲は…、
◇Get back
◇Let it be
◇To you (作詞 MIZUHO 作曲 箭原顕) ※この曲は旭山公園通地区センター20周年を祝うために創った曲だそうです。
◇スウィングしなけりゃ意味ないね
◇上を向いて歩こう
◇Take the A train
◇ひょっこりひょうたん島
◇星に願いを
◇Sing sing sing
◇On the sunny side of the street
◇翼をください ~I believe I can fly~
なかには私たちでも知っている曲(ex. 上を向いて歩こう、ひっこりひょうたん島、翼をください etc.)もあったが、それらは全てジャズティストに編曲されたものだった。その中の一つ、「上を向いてあるこう」は浅草ジャズコンテストでグランプリに輝いたと箭原氏は誇らしく語っていたのが印象的だった。
全体として非常に質の高い音楽を聴かせてもらった印象であるが、特に女性ボーカリストの二人は、いかにもジャズシンガーといった雰囲気に満ちていてジャズファンからの支持も高いのではと思わさてくれた。
記念事業ということで無料で公開されたこともあり、早々と定員となったと聞いている。私を含め、満員の聴衆が心からジャズの世界を堪能したひと時だった。
※ この種のステージはいつもカメラは禁止です。したがって出演された方の顔写真は全てウェブ上から拝借しました。