田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 111 南区・真駒内・石山緑地コース 前編

2010-04-20 23:59:59 | 札幌ウォーク & Other Walk
 コースの大半が真駒内川沿いに設定され、周辺住民の散策路として整備された歩き良いコースでした。

 今回の真駒内・石山緑地コース (コースマップはこちら 約2.7Km)は、エドウィン・ダン公園をスタートし、石山緑地に至るコースです。
 地下鉄真駒内駅から歩いて約10分で南区役所そばにあるエドウィン・ダン公園に到達します。
 エドウィン・ダンは北海道開拓使の外国人指導者として来道し、特に農業分野において顕著な功績を残した米国人です。そのエドウィン・ダンの功績を讃えるエドウィン・ダン記念館が公園の一端に建てられています。私は一度見学していますので、今回は建ち寄りませんでしたが一見の価値ありです。

 公園内にはエドウィン・ダンが指導して造成されたという農業用水路が「真駒内用水」として公園内を流れています。
 また、公園内にはエドウィン・ダンの彫像も立てられています。

 公園を後にして、いよいよ真駒内川沿いの散策路に入ります。
 散策路はゴム製のブロックが敷き詰められていて、とても歩きやすくなっています。
 札幌市内の散策路(遊歩道)では、ところどころでゴム製やウッドチップなどのコースが見られますが、コスト的にはどうなのでしょう? また耐久性はどうなのでしょうか?
このような点がクリアできるのでしたら、ぜひとも多くの散策路に適用してほしいものです。

 真駒内川は豊平川の支流ですが、このあたりでは豊平川と並行して流れているような感じで、川幅もそれほど広くはありません。
 川沿いの散策路のところどころで不思議な石碑のようなものを見かけました。
 石には「真駒内緑小学校」の名が刻まれています。
 不思議に思って真駒内緑小学校に問い合わせたのですが、電話に出られた方はその存在を知らなかったようで、詳しいことは分からずじまいとなってしまいました。

 真駒内川沿いのウォーキングはまだ続きます。(続きは次回に)
《ウォーク実施日 ‘10/04/17》

パンジー 一人NPO?

2010-04-19 23:59:59 | ボランティア
 16日(土)陽気に誘われて付近の空き地にパンジーを植えた。その際、行き交う人とちょっとした交流があった。その交流が嬉しかった…。
 
 それほど気温が上がったわけではなかったのですが、空が晴れたのを見て以前から気になっていた空き地のタンポポ抜きをしました。
 そしてその一角にホームセンターから購入してきたパンジーを植えました。

 パンジーを植えているときでした。
 一人の初老の人がやってきて、「まだ早くないかい?」と声をかけてきました。
 私は「大通公園でパンジーを植えつけていると聞いたものですから…」と答えながら“少し早すぎるのかなぁ…”自問するのでした。

 そして次に二人連れのやはり初老の婦人が声をかけてきました。
 「一人でやっているんですか?」と。私は「そうです」と答えました。
 すると「一人NPOですね」と思ってもいなかったことを言ってくれました。
 私は“なるほど、一人NPOね…”と妙に感じ入っているのでした。

 一株68円、15株でわずか1,020円の投資で楽しい交流ができました。

 えっ?バンジーを植えたところ以外の空き地はどうするって?
 それは密かに考えていることがあるんです。
 でもそれは今は秘密です。

南こうせつ いまだその声衰えず

2010-04-18 23:59:59 | ステージ & エンターテイメント
 昨夕、札幌市教育文化会館大ホールで行われた「南こうせつ40周年コンサートツアー 満天の星」を聴いた。還暦を迎えたというこうせつの声に衰えは感じられず、相変わらずの高音の素晴らしさに酔いしれた。
 
 1949年2月13日生まれというから、当年とって61歳の南こうせつですが、彼がしみじみと昨日語っていました。「40年前にデビューした頃、まさか自分が60歳を超えてギターをもって歌っている姿は想像ではなかった」と…。
 
 以前ブログに書いたことがありますが、ファンに支持され、メジャーとして活躍し続けている人たちは、やはり「歌の力」がある人たちが残ってきたと言えるのではないかと思います。私は特に高音域に素晴らしさのあるシンガーが残ってきたように思います。
 高音域が素晴らしいシンガーはたくさんいますが、その中には年齢とともにその高音域に陰りがみえるシンガーもいます。(誰とは言いません)
 しかし、昨夜のこうせつは相変わらずの高音域の素晴らしさを聴かせてくれました。特に「ひとりきり」で聴かせた高音は声帯が壊れるんじゃないかと思えるほどでした。

 昨夕、私は彼の歌を楽しみながら、彼が歌う歌をすべてメモすることに挑戦しました。「そんなことして、コンサートに入り込めなかったんじゃないの?」といぶかる声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。しっかり楽しみましたよ。
 私にとって確か8回目となる南こうせつのコンサートでしたが、同世代が若々しく活躍する姿からたくさんのエネルギーをいただいたコンサートでした。

※ 昨夕のコンサートで歌った楽曲です。コンサートに行かれた方で、もし間違えに気づかれましたらご指摘ください。

 ① 北の旅人(1988)
 ② 妹(1974)
 ③ 夢の時間(1993)
 ④ 息子(2001)
 ⑤ 加茂の流れに(1975)
 ⑥ 風に吹かれて 再会編(2007) ※作詞家阿久悠の遺作
 ⑦ ひとりきり(1972)
 ⑧ 二人のラプソディ(2009)
 ⑨ 青春の傷み(2000)
 ⑩ 思い出にしてしまえるさ(1980)
 ⑪ 夢一夜(1978)
 ⑫ 君とボクと(2010) ※TV番組「木下部長とボク」の主題歌
 ⑬ 神田川(1973)
 ⑭ ギターを鳴らせ(2004)
 ⑮ マキシーのために(1971)
 ⑯ 満天の星(1982)
《アンコール》
 ⑰ うちのお父さん(1974)
 ⑱ あの人の手紙(1975)
 ⑲ 僕の胸でお休み(1973)

中央健康づくりセンター「運動フロア」初体験

2010-04-17 23:59:59 | その他

 自分が考えている以上に私の体はダメージを受けているのかもしれない。担当した指導員が「これだけチェックポイントが多いと、指導し甲斐がある」とのたもうたのです。う~ん、これは性根をすえてかからねば…。

 中央健康づくりセンターは、中央区役所と道路を挟んで建っている中央保健所の3階、4階に入っています。3階が健診フロア、4階が運動フロアになっています。
 昨日はその4階の運動フロアを訪ねました。
 担当になったのは30代前後の若い女性の指導員でした。

 同じ事実を語っていても、口調によって伝わり方がずいぶん違うものだと思いました。
 一昨日の健診の結果について、医師や保健師から聞いた話と今日指導員から聞いた話とではずいぶん違う印象を受けました。
 一昨日もそれなりに体の状態が良くないとの認識には立ちましたが、昨日の指導員の話はそのことにきっちりとダメ押しされたような気分になってしまいました。

 健康づくりセンターに通おうかなぁ、と思った当初は「運動フロア」のトレッドミル(ランニングマシーン)を利用して、あわよくばジョギング大会の出場を、などと考えていました。
 しかし、それどころではありません。体質改善が急務ということを悟りました。

 私に与えられたメニューは、 

◇体調チェック 血圧・体重の測定(トレーニングの前後に)
◇ウォームアップのストレッチング
◇有酸素運動 エアロバイク 30分間
          トレッドミル 30分間
◇筋力トレーニング 腹筋  15~20回
◇クールダウンのストレッチング

です。

 これで週2~3回センターに通い、当面7月中旬まで体重を5Kg落とすことを目標とすることになりました。

 それにしても二日続けて、普段使わない筋肉を酷使したり、伸ばしたりしたものですから、体全体が疲労感に襲われています。
 いかに怠惰な生活を続けていたかという証ですね。

 トレーニング(体質改善)に最適な環境を与えられているのですから、気合を入れて取り組んでみようと思っております。
 その様子をまた時折レポートすることにします。


メディカルチェック & フィットネステスト 結果

2010-04-16 23:59:59 | その他

 昨日(15日)予告していた表記検査(正確には中央健康づくりセンターの「健康度測定」といいます)を受けてきました。その結果は!?
 
 私が受けた健康度測定の一般コースは①総合問診、②尿検査、③血液検査、④形態測定、⑤胸部X線、⑥安静時心電図、⑦体力測定、⑧総合指導、それにオプションで⑨頸部エコー検査を受けました。
 ちょうと職場で毎年行う定期検診に体力測定が加わった検査というイメージです。

 体力測定は、①筋力(握力、膝伸展筋力、膝屈曲筋力)、②筋持久力、③瞬発力、④敏捷性、⑤柔軟性、⑥平衡性、⑦全身持久力の測定が行われました。
 ⑦の全身持久力の測定は、自転車エルゴメーターによるものでしたが、目一杯の持久力を試されるものでしたから相当にきついものでした。

 平日の昼間ということもあり、測定をうける人たちは中年婦人がほとんどという感じで、男性は私の他には一人だけという寂しさでした。

 午前にすべての測定が終わり、午後からその測定結果とともに医師や専門家からの診断があり、指導も行われました。
 まずは体力測定以外の検査に関わる診断が医師から宣告されました。
 私の場合は血液検査の結果から、数点にわたり基準値を上回る項目があり、「改善しなければ危険域に入る可能性がある」との診断でした。
 その要因は、食生活の偏り、アルコール摂取過多、運動不足ということでした。
 ある程度予想したいたこととはいえ、正式に宣告されると「ガーン!」という感じです。

 体力測定のほうは全ての項目が基準値を上回り、「大変優れている」との判定をいただきましたが、そんなことを嬉しがっている余裕はありません。
 今回の測定を受けた目的である中央健康づくりセンターのフィットネスフロアに早々にも通うために今日(16日)その利用方法について指導を受けることを予約してきました。
 また、食生活やアルコール摂取については妻の協力も得ながら改善を図っていこうと思っています。

 それにしても自らの体の健康について関心を払わぬ生活を続けてきたことで、体に大きな負担をかけていることに今さらながら気づきました。(クワバラ…クワバラ…)
 幸い改善の余地があるとこ、近くにフィットネスセンターがあることが救いです。
 しばらく真面目に通うことを誓った田舎おじさんでした。
 食生活、アルコール摂取の改善も図りながら体質改善を目ざすぞー!オーッ!


札幌ウォーク 110 南区・石山神社・ハーブの小径コース 後編

2010-04-15 23:59:59 | 札幌ウォーク & Other Walk
 「石山ハーブの小径コース」は、「穴の川散策コース」と同じ穴の川沿いのコースなのですが、場所的にはかなり離れたところにありましたが、こちらは一段と整備されたウォーキングコースでした。 
 「石山ハーブの小径コース」沿いの穴の川は、「穴の川散策コース」沿いよりかなり上流のはずなのに、水量は豊かなのが不思議でした。調べてみると、散策コースにいたる途中に「穴の川放水路」という水路があり、そこから川の水の大部分が豊平川に放水されていることが分かりました。

 「ハーブの小径」と表示された看板からコースに入ると、素晴らしく整備された散策路でした。川沿いに立っていた掲示板を見ると、「穴の川遊砂地」という表示があり、辺り一帯を遊砂地として整備するのと一緒に散策路も整備されたようです。
 コースはウッドチップで固められ、ふわふわととても心地よく歩くことができます。
 コース脇には時期になると周囲の地域住民で整備されるであろうハーブの畑や枡がたくさん散在し、文字通り「ハーブの小径」といった様相を呈していました。

 穴の川の方は雪解け時期らしく、水量豊かに流れています。
 天候は寒くもなく、暑くもなく、聞こえるのは川が流れる音だけという中を心地よくウォークしました。
 途中、犬の散歩をしている人に出会い、「季節になるとハーブはどうですか?」と聞いたところ、「地域の方々が熱心に手入れをされて、とてもきれいですよ」と答えてくれました。
 見ごろは6月から7月にかけてとのこと。
 川の両岸を飾るたくさんのハーブを見ながらの散策は魅力がありそうです。

 やっぱりウォーキングはいいですねぇ。
 心身ともにすっきりした気分になりました。
 残りの「札幌ウォーク」も楽しみながら、完成を目ざしたいと思います。
《ウォーク実施日 ‘10/04/12》


札幌ウォーク 110 石山神社・ハーブの小径コース 前篇

2010-04-14 23:59:59 | 札幌ウォーク & Other Walk
 およそ5ヵ月ぶりに札幌ウォークを再開しました。足慣らしには短い距離をと考え、「石山神社・ハーブの小径」コースを選び、久しぶりのウォーキングを楽しみました。
 
 気持ち良く晴れ上がった空に誘われて、待ちに待っていた札幌ウォークを再開することにしました。
 札幌ウォークとして残っているのは南区の9つのコースですが、今シーズンの初めてのウォークは比較的短い距離のコースを選びました。
 自宅から車でコースのスタート地点の「石山まちづくりセンター」まではおよそ30分もかかりました。南区に残ったコースはいずれも自宅から遠く、これから狙っている全コース制覇は結構な困難も待っています。

 この石山神社・ハーブの小径は、正確には「穴の川散策コース」(約1.4km)と「石山ハーブの径コース」(約1.6km)の二つから成り立っています。
 前篇ではそのうち、「穴の川散策コース」をレポートします。
 スタート地点の「石山まちづくりセンター」から道路沿いを少し南行くと札幌軟石を用いた建造物の「ぽすとかん」が建っています。その昔は石山郵便局だったそうですが、現在は地域の多目的施設として活用されているようです。

 そこから住宅街を通って地域を流れる「穴の川」沿いに出ます。
 穴の川自体は小さな流れでしたが、名前がユニークなので調べてみたところ、どうやら川の流域の一部に「穴の沢」という地域があり、それが名前の由来になったのでは、と思われます。
 川沿いは小さな流れの小さな散策路でしたが、気持ち良く整備された散策路でした。
 ところどころにまだ雪の塊がのこっているところが早春のウォーキングを象徴しているようでした。

 ほどなく辺りからかぐわしい匂いが漂ってきました。確認すると「京田パン」工場の建物が川沿いに建っていました。けっして立派な建物ではありませんでしたが、「SINCE1948」と壁に誇らしげに書かれていました。
 京田パンの近くには地域の社「石山神社」が小高い丘の上に建っていました。

 コースの最後は、石山小学校の脇というよりは、敷地内に設けられた「わくわくパーク」で一応のゴールです。わくわくパークは、学校の児童と地域の方々が協同で花壇などを整備しているそうです。

 帰りも「穴の川」沿いを歩きましたが、川中でカモが気持ちよさそうに流れの中で水草を食んでいました。
《ウォーク実施日 ‘10/04/12》

北海道と落語と枝光と

2010-04-13 23:59:59 | ステージ & エンターテイメント
 4月10日に「平成開進亭5周年記念感謝祭」を聴いた。落語体験はまだまだ浅いのだけれど、落語と北海道について考えてみることにした。

 私のブログに何度も登場している「平成開進亭」が5周年感謝祭を行うということで、3月の5周年記念祭に続いて聴いてきました。
 主宰者である桂枝光さんは相変わらず絶好調とみえて、機関銃のように言葉を連発し、聴衆を笑いの渦に巻き込み、私も大いに笑わせてもらいました。

 落語不毛の地と言われた札幌において毎月定期的に開催してきた「平成開進亭」が5周年を迎えたことはとても大きなことだと思います。
 不毛の地の開拓者としてこの5年間いろんなご苦労があったことと察します。
 しかし、そんなことはおくびにも出さず関西人ののりで明るく観客を沸かせてくれます。

 枝光さんが札幌に居を構えたことで、札幌のみならず道内他市町村への出張し、笑いの輪を広げているということです。
 最近は江戸落語や上方落語の大物といわれる人たちの札幌公演が目立ちます。
 このことも枝光さんが地道に落語の良さを広めていったことと無関係ではないような気がします。

 今のところ枝光さんに続く人は出てきていないようですが、できれば彼が弟子をとり、その弟子が「平成開進亭」において前座を務めるような形になってくれたら、と思います。
 まだまだ若々しい枝光さんですからこれからも「平成開進亭」を続けていただき、北海道に落語をしっかりと根付けさせてほしいと願いたいと思います。

 ところで今回の[感謝祭]と3月の[記念祭]とどこが違うのかな?と思いましたが、今回は3月にはなかった南京玉すだれとバルーンパフォーマンスの色物が二つ用意されていたところがその違いかな、と思いました。
 記録として、当日の演目を記しておくことにします。

◇前      説      漫才コンビ〝わびさび”
◇開 口 一 番      桂 枝光
◇江 戸 落 語      林家とんでん平
◇南京玉すだれ       柳亭互久楽
◇隣  の  桜       桂  枝 光
     ~ 中 入 り ~
◇お  題  噺       桂  枝 光
◇バルーンパフォーマンス    グッチ
◇祟  徳  院      桂  枝 光

コンサに未来はあるのか? 2

2010-04-12 23:59:59 | スポーツ & スポーツ観戦
 コンサドーレの札幌(北海道)における存在価値は、コンサが誕生した頃とは明らかに違ってきているのではないか?コンサファンを任じているばかりに私はそのことに気づいていなかったようだ…。
 
 1996年、「北海道からJリーグチームを!」の合言葉のもとに誕生したコンサドーレ札幌は、市民(道民)から熱烈に歓迎された。
 私も北海道の田舎町にいて北海道にプロサッカーチームが誕生したことに興奮し、札幌は無論のこと、旭川や帯広で開催されたコンサの試合に駆けつけたことを懐かしく思い出している。(この頃はまだJFLというJリーグの下部のカテゴリーだった)

 やがてチームの強化策が功を奏してJリーグ入りの念願を果たし、市民(道民)の関心を集め、コンサとしては一番幸せな時期だったのではないか。
 道内マスコミはこぞってコンサを取り上げ、道内の田舎に住む人たちは「一度プロの試合をスタジアムで」とドームや厚別に駆けつけた。
 この時期、コンサドーレはサッカーファンだけではなく、サッカーにそれほど関心のない人たちまでも惹きつける存在だったのである。

 状況が一変したのは、やはり2004年のプロ野球日本ハムファイターズの北海道移転だろう。
 球団の巧みな市民(道民)への浸透戦略、チームの好成績、日本人の底流に流れる野球好き、などなどが相舞いたちまちのうちに市民(道民)の関心を惹きつけてしまった。
 道内マスコミもまるで右倣えのように日本ハムナインを追いかけ、関心を煽っている。
 コンサファンとしては残念ながらこの事実は認めねばならないし、この事実に立脚した上でコンサの未来を語らねばならない。

 コンサが一時期のように市民(道民)の多くの関心を惹きつける存在でなくなった今、どうすれば良いのだろうか?
 私ごときがその答えを用意できるはずがない。
 ただ一ファンとしての望みは「コンサが永遠に存在し続ける」ことである。
 そのためには身の丈に合ったチーム経営をし、健全なチーム体質にすることだと思う。
 とは言え、バックに大資本を抱える他チームのようなわけにはいかず、限られた試合数では観客動員による入場料収入も微々たるもの、加えて公的な支援も今後は期待できないという。非常に難しい舵取りが会社首脳陣には課せられていることを我々ファンは理解した上で、サポートしなければならないということだろう。

 限られた人材の中で戦うチームも大変だろう。数々のハンディを抱えながらのチーム運営も大変だろう。しかし、その大変さにチャレンジし克服しようとする姿を私たちは応援したいものである。

 現状をしっかりと認識し、地に足をつけた地道な努力がきっといつか花開くときが来る。
 そう信じてこれからも応援してゆきたいと思っている。
 そこにきっとコンサの明るい未来があるはずだ!

コンサに未来はあるのか? 1

2010-04-11 23:59:59 | スポーツ & スポーツ観戦
  現在J2トップを走る(前節まで)柏レイソルを迎えてのホーム第三戦が札幌ドームで開催され、我がコンサは先制するも後半41分に追いつかれ、勝ち点3がするりと逃げてしまった。はたしてコンサの今後は?

 サッカーほどチームの力を見分けるのが難しい競技はないように思う。
 対戦チームにより、その日のチームコンディションにより、チームの印象がガラッと変わってしまうからだ。
 しかし、今日(11日)の柏戦を見る限りコンサが目標として掲げるJ1昇格はかなり難しい目標のように思えるほどの試合内容だった。それは、昨年までJ1で戦っていた柏とは選手の力量に相当の差があると感じたからだ。

 試合は終始柏にコントロールされ、格の違いを見せ付けられたような試合だった。
 コンサはいわゆるセカンドボールをほとんど取れないのである。あれでよく1対1のドローゲームになったと思うくらいである。
 冷静に見ても、1対3くらい、あるいはそれ以上に差のある試合と映った。

 前述したように一試合だけでチーム力を判断してはいけないと思うが、悲観的にならざるを得ない。
 コンサの一ファンの思いとしては、例え目標のJ1昇格を果たせなくても、昨年のように前半戦でその望みを絶たれるような戦いではなく、しっかりと上位チームについていくような戦いを今後してほしいと願っている。

 熱烈なコンサファンからはお叱りを受けるかもしれないが、現在のチーム力、そして現在のチーム事情(会社力)からいって、コンサはJ2で戦うのが相応しいのかな?と思っている。
 例え運よくJ1に昇格しても、一昨年のような戦いぶりを一年中見せ付けられるのは、ストレスばかりが溜まるだけだからだ。

 悲観論ばかり書き綴ったが、コンサを愛する気持ちに変わりはない。
 今年もせっせとスタジアムに通おうと思っている。コンサドーレ!

※ 久しぶりにコンサドーレに関するレポートを書いたのだが、「コンサに未来はあるのか?」というテーマで、続いて明日は少し長期的に見たコンサの見通しを考えてみたい。