中央区の区民センターロビーにはゴスペルソングの勢いのある歌声が鳴り響いた。若干熟女系の女性コーラスグループだったが、それだけ熟達した歌声だったとも云えるコンサートだった。
12月17日(火)正午、中央区民センターにおいてロビーコンサートが開催された。今回のゲストはVOICE OF BRIGHTの10人の女性シンガーと1人のリーダーの11人だった。VOICE OF BRIGHTは札幌市内外で活躍するシンガーNatsukiさんが指導するグループであり、彼女のステージのバックコーラスとして活動するグループである。今回、そのNatsukiさんの出演はなく、VOICE OF BRIGHT単独のステージだった。
コンサートで披露された曲は次のとおり。
◇It’s A Good Day
◇Lean On Me
◇Last Christmas
◇Let It Snow ! Let It Snow ! Let It Snow !
◇きよしこの夜
◇Oh Happy Day
曲目からもお分かりのとおり、その全てがゴスペルソングである。どの曲も歌い込んでいる感じが伝わってきた。ゴスペルソングというと勢いのある歌い方から若い人が歌う歌というイメージが私の中にあったが、VOICE OF BRIGHTの面々は必ずしも若くはなかった。その中のお一人は自ら62歳とご自分に年齢を明かしたほどだ。しかし、よく考えてみるとアメリカなどでは体格の良いお婆さんやお母さんがゴスペルを歌っている映像を見ることがよくある。私の思い違いだった。
コンサートは11人のそれぞれにマイクが用意されてのステージだったが、それほど広くはない区民センターのロビーではたしてマイクは必要だったのかな?と思えるほど迫力あるステージだった。