上陽町の石橋 最終回 まず「枕橋」をご紹介します。矢部川水系 横山川に架かる橋です。昭和4年架設です。
石工棟梁 萩本知作 橋本八十松
八重谷橋を探していて“下八重谷橋の跡”という石碑を見つけました。案内板(s61)によると現役のようです。
移設して八重谷橋に変わったにしては、案内板と石の形状が違います。観光課に問い合わせたところ撤去されていました。
橋は「八重谷橋」です。 長さ15.5m 幅2.4m 大正10年架設 石工棟梁 山下佐太郎
この記事は昼に下書きしていましたが夕方になり 八女市役所より郵便が届きました。
下八重谷橋の撤去の様子については分かりませんが、石橋の地図 一覧表 Ⅰ基ずつの形態などが分かります。
それを参考に ご紹介の石橋に 追加の説明を入れます。赤色部分です。
星野川に架かる2連の美しい橋「栗林橋」をご紹介します。私は歳も怖さも忘れて河原に降りました。
それなのに結局選んだのは最初の写真。いつも思うんですが1枚目って感動が写るのかもしれませんね。
大正10年1度流失して2度目の橋です。昭和4年架設 長さ 39m 幅 3.7m 石工棟梁 山下佐太郎
再架設の国庫補助金2,370円 村費補助479円 ならびに1,084円を最高として117名による尊い寄付金を仰いで竣工した。
裏側です。小さい写真は上部。。 写真を撮るとき1番通ってほしいのはアネサンカブリの腰の曲がったお婆さん。
でもお目にかかれません。次が子供 次が私の場合郵便屋さんなんです。ラッキー!!
古賀橋は横山川に架かる橋です。たまたま人がいるのは橋の袂の施設でイベントがあってました。
長さ 10m 幅3.2m 大正7年架設です。
三川橋のほうは 納又川に架かる橋です。赤い石のアーチが斜めにあるのが見えるでしょうか。
長さ 8.6m 幅 3.4m 大正10年架設 石工棟梁 和住庄市
最後に納又天満宮を探します。通りがかりのトラクターの方に場所を聞きました。 地域の方が頼りにされている場所だと感じました。
「納又天満宮」の参道橋をご紹介します。
親柱には明治29年とはっきり大きく刻んでありました。 橋の後ろの建物は公民館なんですが「納又農事集会所」の立札 火の見櫓もあったのでちょっと大きくしました。
他に支流に架かる飯塚橋 も見ましたが 割愛しました。
自分の写真がまずくて割愛しましたが送られた資料に載っています 。
長さ12m 幅3.6m 昭和5年架設 石工棟梁 和住庄市
3回にわたって八女市上陽町の石橋をご紹介しました。これをご覧になって石橋ファンが増えたら嬉しいです。
資料を送ってくださった 八女市役所さん。 ありがとうございました。