会社のすぐ近くです。 何度か寄ったけど閉まっていたんですが、今回は縁があったようで、入ることができました。
ぎゃらりー玩古 若松人形館さんです。。 一歩踏み入れて、もう仰天なんですが お話を聞いてなおさら・・・・町興こしのため開放されています。
写真も ブログUPも許可を頂いてます。。。 宣伝して下さいね って仰って下さいました。大勢の方に見てほしいんです。
まずは 武者飾り。 日清戦争 日露戦争の祝勝飾りじゃないか・・・とのこと。
1000体以上のお人形 お独りでインターネットオークションで蒐集されたそうです。。 私 どのくらいお金がかかったか知りたかったけど そんなはしたないこと聞けません。
明治天皇のそばの衛兵の箱に 明治27年の箱書きがあります。 向かって左が東郷元帥 右が大山元帥 です。
かわりに・・・・・・どのくらいの年月をかけられたかお聞きしたら 20年間 主に(震災以前の) 東北地方だそうです。震災でも相当流されたでしょうね。
騎馬の人形 右から 日本騎兵の父 秋山好古 乃木大将 東郷元帥 バルチック艦隊 秋山真之中将 です。 秋山兄弟は テレビで 坂の上の雲を見て 初めて知った名前。
がらりと趣を変えて・・・・・・・ お雛様を4組 飾っていたから観てほしかった って言われたけど今回はなかった。
でも・・・・・ケースの中 ガラス越しに 三人官女を見つけた。 三人とも乙女では 仕事をやりこなせないから 一人はちょっと気働きできる既婚者だったそうです。。
両側お振袖ですが真ん中の官女は既婚者で 袖は短く 眉毛もなく 鉄漿(おはぐろ)でした。
面白いでしょう? こちらの目がとまったら 一つの人形に一つの物語を聞かせて下さいます。
楠正成の旗印 夫人久子さんが作った 藁人形 非理法権天 非は理に勝たず 理は法に勝たず 法は権力に勝たず その権力も天には勝てない という意味だそうです。
8月4日は 語呂合わせで 橋の日 です。 写真は加藤清正公ですが その前の小さな人形 5cmくらい。。。橋の上の人なんです。 清正とは別物
あおと左衛門尉というひと。 葛飾の青戸の殿さまが橋を渡っていて 3文を川の中に落としてしまったって。。それで普通わざわざ拾う人はいないけど それをお供に拾わせた・・・
暗くなったら供のものに大金を渡して近くの人を集めさせ 松明かざして、探したそうです。
落ちたⅠ文銭は拾わなかったら石ころと同じだけど・・・・探すためのお金は生きたお金で住民が潤うって言ったんだって・・・・今の世にも とっても示唆に富んだお話だと思いました。
人形がいっぱいあります。 一つの人形に 一つのおはなし 彼女の記憶力って言うか頭脳に脱帽です。。
ここです。。。。 お近くの方 ぜひぜひ お出かけ下さい。。。。私達は勤務中だったからゆっくりできなかったけどまた行きたいです。
説明に間違いがあったら それは私の間違いです。。。 録音も メモも していませんから。。。
たった1行の メモ あおとさえもんのじょう 橋の上と言うだけで。。。。。